尚巴志王の陵墓へ、秘めた歴史散策。
尚巴志王 墓の特徴
読谷の農道にひっそりと佇む、尚巴志王の墓です。
途中の小道は草刈がされていて気持ち良く進めます。
王が葬られた場所は沖縄の歴史を感じる特別な空間です。
すごい場所にあります。いまこうして残っているということはそのときどきの子孫たちがここを隠し通したということなので時の重みを感じました。車は上ヌカー付近に停められます。
読谷にひっそりとあります。何故こんな所に墓を移さないといけなかったのか理由が分かっている沖縄の歴史を理解している人は是非参拝する事をおすすめします。周りの雰囲気も何か違って神聖さを感じます。ここは観光客が行くところではありません。うちなぁんちゅだけがお参りしてくれる事を願います。
本当かどうかはさておき、すごいところにあるので、わかる人といかないと本当に迷います。
ネットで場所を調べて行きましたが分かりづらく探せなかったです。
農道で舗装されてないところもあるため不安にはなりますが、一本道なのでまっすぐ進めば到着できます。少し開けた場所に小川と山道につながる歩道が見えてきます。道の突き当たりよりは、少し手前にあるので迷ったら、少し戻れば到着できます。山道なので靴で行くのがオススメです。
分かりにくい場所にありますが、行くまでの小道も草刈がされており、お墓も綺麗に祀られていて地域の方々の想いが伝わってきて、よかったです。
第一尚氏の尚巴志王、尚恵王、尚思達王が祀られている墓。第二尚氏が誕生するクーデターの際に、墓が焼かれるのを防ぐため首里から密かに改葬されたそうで、読谷の人里離れたヤブの中にひっそりと残されています。車で入れるのは近くまで。写真のような山道(?)を五分ほど歩くと、右手の上の方に崖下を利用して作られたお墓が見えてきます。
尚巴志と尚忠、尚思達も葬らています。
墓にまとわりつくように生い茂った樹木は、沖縄を最初に統一した王の死してなお息づく生命力を表しているかのようでした。
名前 |
尚巴志王 墓 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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三山を統一した、偉大な王の陵墓が読谷村の伊良皆の黙認工作地にあります。様々な事情があり、現在の地に移設されてから500年余り、門中の方々や地域の方々に護られて、残った貴重な歴史的遺産だと思います。