神田川沿いのさいかち坂。
皀角坂(さいかちざか)の特徴
皀角坂はかつての火曜サスペンス劇場の名所である。
神田川沿いの緩やかな坂道で、撮り鉄の撮影スポットとして人気。
由来となったさいかちの木がかつて多く存在した歴史的な坂です。
神田川と総武線・中央線の線路南側、水道橋駅と御茶ノ水駅の間にある坂道。それほど急ではないが、だらだらと続く為、自転車で上がる場合は結構厳しい。サイカチの木が多く植えられていた事が由来。
かつて絶大な人気を誇った、「火曜サスペンス劇場」、『弁護士高林鮎子シリーズ』の草鹿法律事務所があった場所です(初回~19回まで)❗
水道橋駅から徒歩で5分程度の場所で神田川沿いの緩やかな坂道です。坂名の由来は,坂の右手に「さいかち原」があったからとも,両側に さいかちの木があったからともいわれる。現在も二本が残っている。
名前の由来は、昔、さいかちの樹が多くあったらしいので。さいかちは、皀莢、槐、皀、、、いろんな漢字が当てられる万葉集にも詠まれた日本の固有の樹木で、古くから洗剤として使われていました。秋には豆のいった灰色の曲がりくねった実がなります。そのさやを水につけて手で揉むと、ぬめりと泡が出るので、石鹸が簡単に手に入るようになっても、石鹸のアルカリで傷む絹の着物の洗濯などに利用されていたようです。坂上からはJR中央線が行き交うのが見下ろせます。新海誠監督が好きそうな絵ですね。
正直、特に何も無いですが、撮り鉄の撮影スポットではあります。しかし、フェンス等の障害物があり撮るには危険ですので、35mm換算で200mm~位あるレンズを使用し撮影することをオススメしますし、それ以外ですと、運転士が危険と判断し止まる可能性がある状態での撮影しかできないと思います。また、夜間は作業員の出入口に使用される箇所もあるので、配慮が必要です。坂の上の方には300円の駐車スペースがあります。
坂上の歩道には石標がありますが、歩道を整備した時にカラー敷石を高くしてしまったようで…「さいかち坂」の文字が「さいかち・」で見えなくなってます。坂上には実際にサイカチ(皁莢、梍)の木があるので10月の後半頃には巨大化したサヤエンドウのようなタネがたくさん落ちてきます。
お茶の水駅から水道橋駅抜けようと思い、ここを通ったら、難しい名前の漢字の、この坂に出た。「さいかちさか」と読むらしい。何でもない坂だけど、中央線がよく見える坂でした。
碑には、「この坂を皀角坂といいます。『新撰東京名所図会』には「駿河臺鈴木町の西端より土堤に沿いて、三崎町の方に下る坂なり」とかかれています。名称については、『新編江戸志』に、「むかし皀角樹多くある故に、坂の名とす。今は只一本ならではなし」とかかれています。「サイカチ」とは野山にはえる落葉高木で、枝にとげが多く、葉は羽状形で、花も実も豆に似ています。」とあった。
お茶の水方向からの下りは意外と自転車スピード乗るので注意だ。ちなみに車は30キロ制限。
名前 |
皀角坂(さいかちざか) |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3556-0391 |
住所 |
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HP |
https://www.edo-chiyoda.jp/knainobunkazai/bunkazaisign_hyochu_setsumeiban/3/3/206.html |
評価 |
3.7 |
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かつて皀(さいかち)の木が多くあったことから命名されたそうです。現在も2本の木が残っているとのことですがわかりませんでした。皀そのものは画像で見るとかなり特徴的。