名越切通を歩く歴史旅。
名越切通・第3切通の特徴
名越切通は国指定の史跡で、歴史的価値が高い場所です。
第3切通周辺には趣のある古道が広がり、散策に最適です。
まんだら堂やぐら群の見学は、訪れる際の必見ポイントです。
いくつかの経路がありますが、グーグルマップだとトンネルの間を示され、いけません。鎌倉駅側からは大口の踏切を渡ると標識があり、それに従って進んてください。切通そのものはなるほどこれがそうかという感じです。
国指定史跡。鎌倉七切通し(七口)のひとつで朝比奈切通しとともに鎌倉時代の形状が最もよく残っている。道の中央に巨石がむき出しになっているが、土止めに使っていたものが長い年月で移動したものだろう。敵の侵入を妨害するという作為ではないと思う。これらの石も近くの大切岸から切り出したものかもしれない。巨岩がせり出して道幅が極端に狭くなっている場所が一番の見もの。なお名越に屋敷があった名越北条氏は北条得宗家(嫡流)に次ぐ勢力があったが、何度か反抗して粛清され、勢力が衰えた。北条時政から継承した名越氏の屋敷はここより北の「大町釈迦堂口遺跡」の辺りと言われてきたが、近年の調査で疑問が持たれている。
岩肌は見えない切通し。中岩が苔むして美しい。
名越切通の鎌倉側です。鎌倉駅からはバスが便利ですが、途中の寺院などを散策しながら歩いて行く方が新たな発見もあったりして楽しいと思います。因みに、駐車場はありません。
名越切通(なごえきりどおし)は国指定史跡で、道はいくつかの小さな切通を経由しながら、鎌倉と三浦半島とを結にでいて、主要路の一つとなっているそうですが、現在は県道311号鎌倉葉山線のトンネルが整備されていて、交通路としては利用されてはいません。周辺には、切通の防衛にも関係すると考えられている平場や切岸、やぐらや火葬跡など葬送に関する遺構も多く分布していて、中世都市の周縁の歴史的景観を良く残しているそうで、こういった場所を散策することが、鎌倉通になる道だと考えます。しかしながら、私はこの急な坂にすぐに挫折してしまいました(道は険しい)。
横須賀線のトンネル真上にある。
まんだら堂やぐら群を見学できる時は、必見。分岐点脇に展望はさほどよくないが広場あり。
趣のある古道、第二切通と第三切通の写真です。このポイントは第二切通、第三切通は、分岐のところですね。
まんだら堂やぐら群を見学できる時は、必見。分岐点脇に展望はさほどよくないが広場あり。
名前 |
名越切通・第3切通 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
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◆『第3切通』とは、【国指定史跡 名越切通し】の標柱と道標が立つ三叉路と「第2切通」の間にある切通しです。◆第3と三叉路は、お互いが見えるほど近距離です。第2同様、気付かず通り過ぎてしまいそうです。