甘縄の藤九郎で癒しのひととき。
足達(安達)盛長邸跡の特徴
安達盛長邸跡では、頼朝の親友である安達の藤九郎の歴史を学べます。
吾妻鏡に描かれた安達盛長と頼朝の絆が感じられる場所です。
大河ドラマで取り上げられた歴史的な背景が魅力的な史跡です。
「安達の藤九郎」こと安達盛長は頼朝が股肱と恃む流人時代からの側近で、「吾妻鏡」では、頼朝は面白くないことがあると、決まってここ甘縄の藤九郎の屋敷に泊りがけで遊びに行き、癒されて帰って公務に臨んだりしていて、大河ドラマでもそのままの関係が描かれていました。
この方の所領、陸奥国安達郡(現福島県二本松市)の出身なので、ちょっと立ち寄って見ました。
碑だけがあります。
史跡としては何も残っていないが、安達盛長公の邸址の石碑がちゃんと立っている。そして北条時宗公産湯の井戸の伝承等も甘縄神社境内に説明が有る。
名伯楽。柳葉敏郎さんが演じてました。
名前 |
足達(安達)盛長邸跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を通しての足達盛長しか知らないのですが、流人時代や石橋山の合戦で敗れたあとも、ずっと頼朝を支え続けた従者というイメージがあります。もともと、伊豆蛭ヶ小島に配流となった頼朝を支え続けた乳母の比企尼の娘を妻にしたという縁があったそうです。それでも、ずっと側に仕えたと言うことは、頼朝からも信頼されていたということでしょうね。最後には13人の重臣の一人になっていますから、周りからも一目置かれていたのでしょう。そんな盛長の屋敷は甘縄神明宮の傍らにあったのですね。石碑によれば、頼朝以降の将軍もしばしば屋敷を訪れていたそうです。ドラマでは控えめな役回りに思えたのですが、側近として活躍、信頼され、重く用いられた御家人だったのですね。