鬼の雪隠と俎の謎。
鬼の俎の特徴
古墳の石室の床石が見られる、歴史的な魅力が詰まった場所です。
鬼の伝説にまつわる神秘的な雰囲気が漂うひっそりとした場所です。
整備された道案内の看板があり、アクセスも便利になっています。
すぐ近くにある鬼の雪隠とともに、元々古墳の石室を構成する一組の石材だったと推測されていますが、いつの頃からか二つの石は別々になり、以後地元では、このあたりに住んでいた鬼が旅人を霧で迷わせて料理した俎と、食後用を足した雪隠だと言い伝えられて来ました。ちなみにこの両史跡は、近くにある欽明天皇陵の陪塚として、宮内庁により管理されています。
鬼の雪隠のすぐ山手に階段を上がると鬼の俎がある。元々古墳であったものが盛土が剥がれ石室の上部も斜面から落ちてしまって石室の床がこの鬼の俎。剥がれ落ちた石室の上部が鬼の雪隠。車では道も狭く停めれ無いので飛鳥歴史公園館の駐車場に停めて歩いて散策がてらくると楽しい。
春先の散歩日和、持統天皇陵 駐車場に車を停めさせていただき、お参りしてから徒歩で行きました。他の皆さんは楽しげに自転車できてましたね。自転車いいですね。俎って難しい漢字ですね。初めて知りました。宮内庁が管理しているとは意外。それにしても巨石をよくここまで加工したものだと感心。
観光ガイドさんと来ました。石室の跡だそうです。道を挟んで向かいに石室の屋根が落ちています。
👹鬼の俎板と雪隠(トイレ)鬼は随分荒々しいキッチンと大きなトイレを使っていたな。俎板のすぐ下に雪隠がある。実際は分からないから好きなようにイメージを膨らませよう!
面白いですね。石棺の土台部分ですね。飛鳥歴史公園館の駐車場から歩いて十分ぐらいです。
説明:花崗岩をくり抜き、中央が空洞になった石造物と大きな爼石がある。鬼が旅人を霧で迷わせ、捕らえて爼で料理し、満腹になったあとに雪隠で用を足したという言い伝えがある。現在では、欽明天皇陵の石室の底石と蓋と説明されているが、何故現在の場所にあるのかは判明していない。
20年前は柵も説明板もなく知名度のわりには素っ気ない感じでしたが、今ではきちんと整備されています。貴重な文化財であり観光資源でもあるので、人目に付きにくい場所柄的にも、不届き者に悪さをされないよう目に見える抑止力があったほうがいいでしょうね。
かつてここで、鬼が人間をバラしました。当時の被害者の遺骨とか、あるいは血肉とか、その辺に散らばっていないかと探してみてもいいかもしれません。怨霊に出会うかもしれませんが、たくさんの石像によって封じられていると思います。
名前 |
鬼の俎 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0744-54-5600 |
住所 |
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HP |
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/03history/04stone/03east_area/oninomanaita-oninosetchin/ |
評価 |
3.7 |
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鬼の雪隠が蓋で、もともと石棺だったそう、さすが古代の町、あちこちに謎の石造物などあり、古に思いを馳せます。