迫力の五輪塔、歴史を感じる!
大五輪の五輪塔の特徴
大五輪の五輪塔は伊勢市で県内最大の五輪塔です。
花崗岩材で制作された歴史ある塔は139〜1615年の作品です。
古市街道から10メートル右、小高い場所に位置しています。
古市街道に向かう途中10メートルほど右に入った小高い所に有ります!
同時にお稲荷様が奉られていらっしゃいます。詳細な由緒をしたためてくださっており、五輪塔は戦禍で亡くなった方を弔うため、あるいは以前あったお寺さんのため、などいろいろな説があるそうです。由緒には、大和西大寺の五輪塔を作った石工さんの作成ではないか、とも記載されていらっしゃった気がして、ビックリした記憶があります。
名前 |
大五輪の五輪塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.ise.mie.jp/cul_spo_edu/culture/bunkazai_shiseki/bunkazai/kenzoubutsu/1002166.html |
評価 |
3.7 |
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大五輪(おおごり)の五輪塔三重県有形文化財制作時代は南北朝時代〜室町時代花崗岩材 塔高340センチ本塔は慶長年間(1596〜1615)以前の古塔としては県内最大の五輪塔。本塔については、宇治山田合戦の供養碑など伝説は数多いのですが、近年の研究ではこの場所が鎌倉時代後期に叡尊(えいそん:興正菩薩)によって中興された旧弘正寺(楠部町)の所有地であるため、塔の規模や形状からも、奈良西大寺の律宗石工集団による叡尊五輪塔との関連性が提起されています。南北朝時代末から室町時代初期の形態的特徴をよく残すものとして重要な五輪塔だそうです。