昭和9年の小子房で特別公開。
小子房の特徴
昭和9年再建の本坊があり、特別感溢れる静けさが楽しめます。
平安時代からの遺構として、天皇の参拝に使われた重要な場所です。
特別拝観期間中のみの鑑賞で、貴重な襖絵を間近で見ることができます。
昭和9年(1934年)に再建された本坊の一部です。南北朝時代には、光厳上皇が洛中での戦いが治まるまでの間小子房に入り、御所としていたそうです。
一般非公開。そうとは知らず訪問したので、また特別公開される時には伺いたいです。
天皇陛下や勅使が利用する場所。室内の誂えが素晴らしい。
雨で拝観者が少なくゆっくり鑑賞出来ました。堂本印象画伯の襖絵が最高‼️
小子房(しょうしぼう)は、天皇をお迎えする特別なところです。南北朝時代。足利尊氏が光厳上皇(こうごんじょうこう)を奉じて都に入った折り、上皇は、洛中の戦いが治まるまでの間、小子房を御所としたそうです。
天皇家をお迎えするための迎賓館に相当する建物。現存する建物は昭和初期の再建となるが歴史を感じさせる。格調の高さも相まって一度は見る価値があると思う。普段は非公開なので特別拝観時に見学。
私の時は閉まってましたヽ(・∀・)ノ。
平安時代からの遺構であり、なおかつ今も仏教を伝える東寺の中で、小子房は、天皇の参拝を迎える迎賓館とのこと。メインの建物は昭和9年に再建されたものですが、蓮華門は鎌倉時代に再建された国宝。ウィキペディアによると、空海が高野山に向かうとき使っていた門で、最後の旅立ちのとき空海の足元に蓮の花が咲き足跡にも蓮の花が咲いていたという伝説があり、ロマンを感じます。
特別拝観期間中のみ拝観が可能で、室内の撮影は禁止されています。小子房は鎌倉時代、後宇多天皇が庵を建てて修行をされたのが始まりで、南北朝時代には光厳天皇が御所として住まわれ、政務を執り行っていたこともありました。現在の建物は、昭和九年(1934)の弘法大師千百年遠忌にあたり再建されたものです。小子房には庭園が配されており、「澄心苑(ちょうしんえん)」と名付けられています。澄心苑は、平安神宮神苑、円山公園、無鄰菴(山縣有朋別邸)、旧古河庭園などの作庭で知られる七代目・小川治兵衛の作てす。小子房の西側に出ると、庭園の奥に国宝の蓮華門(れんげもん)が見えます。この門は弘法大師が晩年当時を去るときに、念持仏であった不動明王が見送ったという伝説があるそうです。現在の門はその当時のものではなく、鎌倉時代初期に再建されたもので、東寺の門の中で、唯一国宝に指定されています。(2019/01/11)
名前 |
小子房 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-691-3325 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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今井政之さんの展覧会が開催されている時に訪問しました。庭園の桜がとても美しかったです。東寺に隣接しているのに今回初めて拝観しました。よかったです。もちろん今井政之さんの展覧会は作品に力が漲っていてどの作品も最高に素晴らしかったです。