神流川の恵み、今城青八坂稲実神社。
天神社(上里町五明)の特徴
延喜式内社の今城青八坂稲実神社として知られ、歴史を感じる場所です。
中規模の拝殿と神楽殿が印象的で、威厳を感じる佇まいです。
神流川と烏川の合流域にあり、水に関連する神社として重要な役割を果たしています。
賀美郡に四座ある延喜式内社の一座「今城青八坂稲実神社」の比定社と論じられています。関越道の上里SA下り側に隣接して鎮座しています。一の鳥居から入ると広い駐車スペースと五明集会所があり、二の鳥居をくぐり境内へ入ります。(駐車スペースは大部分がSA関係業者に貸し出されている様です)指定村社天神社の堂々とした社号標が立っていますが、御由緒書きによれば、賀美郡にあった延喜式内社四座の一つ、「今城青八坂稲実神社」に該当するのではないかとあります。ただし児玉郡内には、「今城青八坂稲実神社」に比定される神社が他にもあり定かではないそうです。それでも、御神体である神代石に「えむぎしきない」「いまきあおやさかのかみ」と刻まれていて、まんざらでもなさそうです。
指定村社だけあって神楽殿もあり拝殿も中規模ながら威厳を感じる一の鳥居から距離を置き二の鳥居があり、それらをくぐって拝殿に至るは村社たるゆえんなのだろうか鬼瓦の神紋も(たぶん)日の丸扇紋、その上には水とあるこの地域は神流川と烏川の合流域でかつては川の氾濫が相次いだそれを鎮めるために水に関連する神社が、対岸の藤岡市同地域も含め多く建てられたと聞くがその1つだろうと推測される。
旧村社格。延喜式内今木青坂稲実荒御魂神社であるとする伝あり。
名前 |
天神社(上里町五明) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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上里SA近くにひっそりとある神社。創祀年代は不詳。 社名の起源は、稲作信仰によるもので、渡来系氏族が高度な稲作技術を導入し、稲霊を祀ったこととされている。祭神は稚産霊神、豊宇気毘売神の2柱。武蔵国賀美郡の延喜式内「今城青八坂稲実神社」の論社で、旧社格は村社。旧五明村の鎮守。