敦賀港が語る杉原千畝の歴史。
人道の港 敦賀ムゼウムの特徴
敦賀港の歴史や杉原千畝の功績を学べる博物館です。
ポーランド孤児やユダヤ難民に関する貴重な資料が展示されています。
敦賀港の目の前に位置する、三角屋根の可愛らしい建物があります。
建物も展示物も素晴らしいですが、全く写真撮影できないと言うのが理解できませんでした。日本中、世界中に拡散しても良い展示物なのに、こういう頑な姿勢でそのチャンスをみすみす逃してる感じがします。過去の惨禍を学習し、平和を希求する資料館のはずなのに。運営者にはその気概とかは全く無いような感じがします。数年後には閉館してるかもしれませんね。
水曜日休館日です。休館日に行ってしまい入場はできませんでしたが、外観だけでも楽しめます。隣の敷地は貨物コンテナが積み上がり、向かいは空き地と建物以外は少し寂しい感じの場所です。向かいに金ケ崎緑地があります。敦賀駅からコミュニティバスで赤れんが倉庫前で降りて徒歩5分くらいです。
敦賀の歴史やポーランドの孤児たちを受け入れることになった経緯、当時の資料などが展示されています。今でも世界で戦争がなくならず、犠牲になる人が増え続けていることを展示を見ながら悲しく思います。それほど大きくない施設ですが、敦賀に来た際は必ず立ち寄って欲しいところです。
人への優しさが大切だと再認識させられる博物館でしたが、それ以上に過去には日本海側最大の交通拠点であったことには驚きました。展示の中に東京と敦賀間には鉄道が通っていたとの文字も見受けられたのですが地図でもあれば敦賀の栄光の過去も知ってもらえるのではないでしょうか。
私は杉原千畝さんが好きなので絶対に行こうと思っていた場所です。赤レンガ倉庫のチケットを持ってると割引があります。当時の難民受け入れ時の敦賀の方と難民の方のふれあいがよくわかる資料も多く私は楽しめました。
ポーランド孤児やユダヤ難民の救済についてよく分かる資料館です。館内展示は伝わりやすいよう工夫がされていて、ここでしか見学出来ない資料も多かったです。(杉原千畝さんや大迫辰雄さんの肉声インタビューも面白いです。)ムゼウム周辺が清潔で静かな港湾エリアなので「人道の港」とされる温かい町の雰囲気を感じることができます。ユダヤ難民の足跡マップで敦賀駅まで歩くとタイムスリップした気分です。
1940年にナチスドイツの迫害を逃れて杉原千畝の発給したビザによって多くのユダヤ人難民の方々が降り立った敦賀港に立つミュージアムです。杉原千畝の命のビザの話は有名ですがもうひとつの命のビザ(キュラソービザ)と第一次世界大戦でのポーランド孤児達の救済の話は初めて知りました。終わった話ではなく今もウクライナやアフガニスタンやスーダンなど世界中で紛争と難民の問題は現在進行系なので人道支援に関わっている方々は本当に偉大だなと感じました。館内はとても清潔で綺麗でスタッフも感じ良いです。
大人500円、子供300円で施設の見学かできる。ユダヤ人についての歴史を勉強するにはとても良い。観光バスが近くにきているがここの施設の回りはほとんど人がいない。
マンホールカードがもらえます♪日本人もそうですが、ユダヤ人やポーランド人にもしっかり伝えられたらうれしいですね。してやったの片思いで終わらんことを祈ります🙏建物の外観はかつての敦賀駅を模したものとか。移築とかではなくまるっきりの新規の建造物になります。
名前 |
人道の港 敦賀ムゼウム |
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ジャンル |
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電話番号 |
0770-37-1035 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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大陸、果てはヨーロッパからの玄関口であった敦賀港。その地に、この博物館が新しくオープンしたようです。裏手には線路と現役の貨物ヤードが残されていました。昭和初期、戦中のポーランド孤児やユダヤ難民が戦禍を逃れて、命からがらシベリアを横断し、日本へと逃れてきた当時のことが、映像とともに紹介されていました。杉原千畝の「命のビザ」の展示もあり、杉原さんの肉声も残されています。今はロシアによるウクライナ侵攻や、パレスチナ紛争のさなかにあって、多くの市民がその犠牲になっているさなか。この博物館にも、ウクライナ、パレスチナやイスラエルなど、紛争(戦争)当事国の人々も最近訪れているようです。約90年前の出来事が、ある種のリアルさを伴って、目の前に広がっている感覚を覚えました。