圓教寺の三之堂、歴史を感じる空間。
圓教寺大講堂の特徴
圓教寺大講堂は寛和2年創建の歴史ある建物です。
釈迦三尊が収められた本堂として重要な役割を果たしています。
大河ドラマのロケ地としても知られる魅力的な場所です。
三之堂(みつのどう:大講堂・食堂・常行堂)を構成する建物の一つになりコの字型に建ち並びます。圓教寺の本堂にあたるお堂でお経の講義や論議が行われる学問と修行の場になります、堂内部は内陣と外陣に区切られており内陣には釈迦三尊像(中尊に釈迦如来像・右側が文殊菩薩像・左側が普賢菩薩像)が安置されている。大講堂と各仏像は国の重要文化財に指定されています。元の建物は十世紀(寛和二年:986年)に花山法皇の命(援助)によって建てられています、現在の二階建ての建物の歴史は十五世紀にまで遡るといわれます。元徳三年(1331年)の雷火で伽藍の五重塔・常行堂・食堂・経蔵とともに罹災したといます、現在の大講堂は墨書銘に下層部分が栄享十二年(1440年)に上層部分が寛正三年(1462年)に復興されていることが記録されている、大講堂の本格的な整備は文明年間(1469年~1487年)頃と推定されます。
雨が降った後で少しモヤが掛かっていて、これが幻想的で良かったなと思いました。やはりこれだけの建造物はなかなか無いなと思います。今までも多くの映画や大河ドラマの撮影に使われた場所で、軍師官兵衛は実際に見ていたので、とても感慨深かったですよ。また時間があれば、もっとゆっくりしたい場所です。
摩尼殿から摩尼殿を出て後ろ側を通り行くと大講堂に着く。ここも9月末まで釈迦三尊と四天王、12神将が合わせて特別公開されている。立体曼荼羅だと思った。隣の食堂でチームラボの映像の特別展が行われ、2階はお不動さんが祀られていた。
食堂隣にあり、中に入ることはできません。国指定重要文化財でロープウェイから少し離れてますが是非是非足を伸ばして観覧してほしいです。
歴史を感じる立派な建物です。
仏像撮影OKとのコメントがありますが、それはおそらく食堂のことで、こちらの大講堂は中には入れませんでしたし、仏像の写真の撮影もできませんでした。2022年3月。
この大講堂は、観ると圧倒されます。昔、娘が中学校から遠足の写生で描いた記憶がありますが、ここが描かれるのも来れば分かります。撮影にも多用されトムクルーズさんが、この場所を選ぶのも納得できる。百聞は一見にしかずの場所です。是非、姫路に来たなら、城だけでなく書写山のこの場所を訪れて下さい。
大講堂 :: 圓教寺の本堂に当たる堂で、お経の講義や論議が行われる学問と修行の場。室町中期の建物で、食堂、常行堂とともにコの字型に立ち並んで「三之堂」(みつのどう)を形成している。内部は、内・外陣に区切られており、内陣には釈迦三尊像(中央が釈迦如来、右が文殊、左が普賢菩薩)が安置されている。寺記によると元徳3年(1331)の雷火で五重塔・常行堂・食堂・経蔵とともに罹災したという。現在の堂は、墨書銘によると下層が栄享12年(1440)、上層が寛正3年(1462)にできているが、全体の整備は文明年間(1469年から1487年)と推定される。
圓教寺にある、建物。
名前 |
圓教寺大講堂 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
http://www.shosha.or.jp/cultural_properties.cgi?cp=daikoudou |
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

山の木々を圧倒するかの様な壮大な大講堂、食堂(じきどう)、常行堂の3つの堂の間の清々しい空間美。