歴史を感じる六角堂、静寂の経蔵。
六角経蔵の特徴
嘉永7年(1854)に建立された歴史的な仏教寺院です。
国登録有形文化財の六角堂(輪蔵)が見どころです。
六角形の土間や真壁造の美しい建物が特徴的です。
六角堂(輪蔵)国登録有形文化財【回転式書架】 (けやき) 製建立年代輪蔵・・嘉永七年(一八五四)書架・文化二年(一八〇五)輪蔵は六角形の土間形式で、外側は柱が見えない大壁造・ 内側は柱が見える真壁造、本瓦葺の建物です。露盤には享 保二十年の銘があり、露盤や鬼瓦は前身建物のものを再利 用しました大工は光政村光津(岡山市光津)の名工といわ れた尾関瀧右衛門一正(一八〇五~七四)。 回転式書架は当 地西大寺の徳田多三郎作で、これを回転させると、それだけで全経典を読誦したのと同等の御利益があるという。二 重の円壇上に建つ八角形平面の禅宗様建築であるが、この 年代の特徴をよく示しています。経蔵は小規模なものは正方形宝形造か八角形宝形造であ りますが、近世には大壁造のものがみられ、外が六角形、中 が八角形という組み合わせは珍しいものです。ろっかくきょうぞう りんぞう六角経藏には全国でも珍しい全美な輪蔵 (1854建立) が安置されています。輪蔵は膨大な経典を納める為の八面形の回転式書架 で、中心軸に沿って回転させると、 経典を読誦したの と同じ御利益が得られる礼拝装置です。 しかし経蔵の 内外が老朽化、 経典は散逸し、 150年以「仏像造って魂入れず」の状態が続いていました。ここに経蔵の修復と、大般若経六百巻の奉納を勧進 し、十方施主の所願成就をお祈りする事と致しました。
名前 |
六角経蔵 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.7 |
周辺のオススメ

西大寺の経蔵は嘉永7年(1854)の建立だそうです。六角形平面で外壁は漆喰で塗り込んでいます。内部の八角輪蔵は総欅作りだそうです。経蔵の中に入ることはできますが、輪蔵は壊れて回すことが出来ないそうです。