科学的体験、心に残る夏。
(公財)放射線影響研究所の特徴
桜が美しい敷地内では、入場時に検温や名簿の記入が必須です。
夏の公開日に子どもが科学体験をする貴重な機会が提供されています。
昔米側が支えた食堂の豪華さは、日米共同の研究の名残を感じさせます。
原爆二世検診で4年毎に受診しています。病院ではないので治療は行われません。長年に渡り放射線の身体における影響を調べています。当初はアメリカの施設で、ABCCという施設名称でした。一般の方は検診できません。
桜がきれいです。
施設内に入ったわけではありませんが、敷地内に入る場合は検温し、入退場者名簿に記入の上入場者用の名札をつけなければなりません。建物はかなり古かったです。
皆様、親切で、コロナ対策しっかりされており、有難うございました。
何年かに1度訪れますが、スタッフの対応は申し分ないです。
妻の隔年ごとの健康診断をしてもらっています。タクシーの送迎にお土産つき、親切丁寧な診察に感謝感謝です。
移転が具現化、整備される可能性が出てきたので、写真を撮りにいきました。アメリカが建設したので、鈴木英人のポスターアートに出てきそうな風景です。
日米共同の研究所で、昔は半分経費を米側が持っていたので、食堂が米式で豪華だったみたいです。誰でも使えてよかったみたい。今は日本側が経費出しているそうです。かつてはABCC、米エネルギー省が放射線の人体への影響を研究、それが今でも世界の被曝危険度の基準になっています。研究するけど治療しないと、地元民に言われてもいました。冷戦期の米CD(市民防衛、核シェルターなど)にもの凄く影響したようです。
建物の外観は古い感じがしますが、中は綺麗な研究室が並んでいます。各部屋の扉が木製で英語のネームプレートが付けられており、日米が協力して運営していることを感じさせます。夏に施設内が一般公開される日があります。どのような研究が行われているのか知る機会になると思います。原爆による健康被害の疫学調査から骨密度の計測体験まで色々なイベントがあります。駐車場も広く車で行けますが、一般公開の時はシャトルバスが運行されるようです。
名前 |
(公財)放射線影響研究所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
082-261-3131 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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設計:初期計画設計:York and Sawyer設計事務所,設計変更Homer Pfeiffer施工:竹中工務店原子爆弾の被爆影響調査を長期的に行うため設立された原爆傷害調査委員会(A.B.C.C.)の広島研究施 設。Quonset hut 式によるヴォールト状の建屋で,幅は一律 40ft(約 12m)とし,目的に合わせた長さの建屋 をフラットスラブの屋外通路で結ぶ。構造は混構造2階建で,基礎から2階床までを RC で造り,それを組立 式の鉄骨が覆う。資材統制・建築統制が続く占領下においてアメリカから調達された資材と,アメリカ式施工 品質管理法により,高品質かつ合理的な施工が行われた。各棟両妻面の RC シェルは,内藤多仲の助言に よる耐震補強である。1950 年に初期 5 棟が竣工し,その後数次の増築を経て1967年頃に現在の構成に なった。1953年に行われた最初の増築建屋 2 棟は,整備計画が中止された呉研究所の建設資材を転用 したとされる。施設の社会的意義はもとより,建築技術的にも貴重な事例である。被爆者の A.B.C.C.に対する 批判も含めて未来に託すべき遺産である。1950 年 10 月初期計画 6 棟(A~F 棟)竣工,1953 年 G・H 棟増築竣工,以降 1967 年まで増築。