広島の再生象徴、被爆アオギリ。
被爆樹木アオギリの特徴
被爆樹木アオギリは、原子爆弾の轟音を超えて再生した象徴的な存在です。
平和記念資料館のすぐ脇に立つ、生命力あふれる二世アオギリがあります。
ボタンを押すとアオギリの歌が流れ、訪れる人々に感動を与えています。
被曝したアオギリの木が傷跡を覆うように成長をしています。復興の象徴のような物だと思いました。アオギリの歌も感動的ですので一度聴いてみて欲しいです。
広島ローカルの友人に連れられて歩いていたら、被爆アオギリあるよと言われてみた時、葉っぱもない枯れ木なのかなと思うほどの状態だったけど、アオギリは春先からグングンと葉を伸ばし、幹の緑が強くなるんだと聞く。それだけでも感動するのに、1946年に枯れたと思った木が、若葉を伸ばしたのをみた人たちの驚きと嬉しさは相当なものだったろう。実際にはこの木は爆心地から約1.3km離れた、中区東白島町の広島逓信局の庁舎の中庭に1933年に4本のアオギリの苗が植えられたものが原爆投下により一本は枯れ、残りは被爆した側の木の幹は燃えたり焼けたものの翌年の春になって芽吹いたという。その後の1973年、建物の移設を理由に現在の場所へ移植され、そのうち一本は枯れて、さらに二世と確認できる苗木が発見され、横に並んで生えている。まるで算数の問題のようだが、いったいアオギリは今何本あるの?というと、正解はたくさん、のようだ。アオギリは毎年、種子をつけて、国内外へ贈られ、まるでパンダ外交のように平和学習等に活用されているという。
爆心地から1.3キロの場所で被曝し枝葉の全部と幹の半分が焼けたにも関わらず、奇跡的に再生し復活したという凄まじい生命力の木。アオギリの2世も順調に成長しています。ドラクエの世界樹の葉のような形の葉っぱに触れるだけで生命エネルギーを分けて貰えるような気がします。
爆心地から約1.3km離れた、中区東白島町の広島逓信局の庁舎(現在の日本郵政グループ広島ビル。以前の中国郵政局)の中庭にあったようです。爆心地方向にさえぎるものがなかったため、熱線と爆風をまともに受けました。そのため枝葉はすべてなくなり、幹は爆心側の半分が焼た。しかし枯れ木同然だったこの木は、翌年の春になって芽吹き、被爆と敗戦の混乱の中で虚脱状態にあった人々に生きる勇気を与えたそうです。隣の2世もすくすく育っているようです。
被爆樹木リストE13b23-01~02アオギリ。
歌が流れてます。
爆心地から1.3kmの位置に2本生育しています。
平和資料館のすぐ脇に生えているアオギリの木関東民の私には何の意味があるのかわかりませんでした広島復興のシンボルだったんですね。歌が流れたりメッセージを書き残すことも出来ます。
平和記念資料館の前にあります。ぱっと見普通の木ですので、理解するには、バックボーンを理解する必要がある。パネルを熟読のこと。
名前 |
被爆樹木アオギリ |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.6 |
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原子爆弾の熱線と爆風を受け、半身を真っ黒に焼かれ幹と枝だけの姿になったアオギリ。しかし、アオギリは原子爆弾に負ける事無く生き続け、翌年には緑の葉を茂らしたそうです。そして現在では、焼かれた半身を覆い隠す様に幹が育ち、まるで原子爆弾なんかに決して負けるもんか、核兵器なんて無くなってしまえ。という意志を、その身で証明しているかのようです。更にアオギリ二世も誕生して一緒に並んで立ち、共に緑の葉を茂らしています。このアオギリや他の全ての被爆樹木の原子爆弾に負けること無く生き続け、緑の葉を茂らし大地に立ち続ける姿は、戦後の広島を生きる全ての人達に、生きる希望や生きていく力を与えてくれたことだろうと思いました。