原民喜の詩碑で反核の力を。
原民喜詩碑の特徴
原民喜詩碑は被爆詩人の記念碑で、歴史の重みを感じます。
横断歩道近くの噴水が訪問者を迎え、静けさを提供します。
車が止まらない横断歩道を渡る際は、十分に注意が必要です。
2016/08/28来訪。詩人原民喜は、40歳の時に幟町の生家で被爆しました。前年、最愛の妻と死別していた彼は、孤独と絶望に打ちひしがれながらも、生き残った者の使命として被爆の惨状を伝える作品を書き続けました。
石碑は原爆ドームの近くにあります5年前に訪れた時はまだ核兵器使用をチラつかせる国家指導者に慄くことはありませんでしたまだ真夏のように熱い太陽に焼かれながら原民喜の言葉を反芻して反核の力にします2024/9/8
脇の横断歩道を渡るとき、車は100%止まらない。悲しくなる。
原民喜詩碑をこの噴水と伴に。
「遠き日の石に刻み 砂に影おち 崩れ墜つ 天地のまなか 一輪の花の幻」40歳のとき、幟町の生家で被爆した原民喜さんが書いた詩碑です。
被爆した詩人の碑です。
名前 |
原民喜詩碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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戦争中、東京から疎開して生家に暮らし、時すでに妻を亡くし、さらに被曝により故郷を奪われてよるべなく生きる希望や支えを失い中央線で自死した際に交友のあった友人たちに託した遺書のうち、遠藤周作宛に送られた手紙に含まれていたという詩がこの石碑に載っている。自身の生涯の中であっけなく脆くも破壊された広島と多くの人生のかがやきを否定したのではなく、それは儚いが美しかったということを伝えたかったのではないか。元は広島城にあって子供の投石の的になり、こちらに移された経緯があることを聞くと、感慨深い。