五重塔横の神聖な愛宕大権現。
愛宕大権現の特徴
明王院裏山に鎮座し神仏習合の名残が感じられます。
社殿には大きな天狗の面が飾られている神聖な場所です。
五重塔横の石鳥居をくぐり石階段を上り詣でます。
明王院裏山に鎮座しています神仏習合の名残が残る神聖な場所で社殿には大きな天狗の面が飾られています。
明王院境内の裏にある石鳥居をくぐり、石階段をえっちら、おっちら上ると到着。もともと明王院(常福寺)を別当寺として、1628年に初代福山城主、暴れん坊殿様「水野勝成」が福山城の火伏せの守護のため、明王院の裏山山頂に京都愛宕神社を勧請したんだそうな。明治になると、神仏分離令により、山上の愛宕神社は草戸稲荷の所属となり、明王院は本地仏を中腹に移し、愛宕社(愛宕大権現)を建立したんだと。勝軍地蔵、修験道の開祖である役行者像、太郎坊の天狗の面が祀られているそうで、天狗面は建屋側面上部にも見受けられる。毎年旧暦の1月24日に開催される、愛宕大権現大祭・柴燈大護摩供火渡り神事のときにのみ御開帳されるそうな。
五重塔の横から、行きます。藪蚊とブヨが、沢山いるので、虫除けスプレーは、必須でしたね。虫除けスプレーしてても、指先とか食われました。かなりハードな階段と坂道あります。シンプルな社殿がぽつんと鎮座してます。
| 名前 |
愛宕大権現 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.1 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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五重塔そばの鳥居から、山道を登りはじめると、さほど時間がかからずに、裏山の中腹に鎮座する愛宕大権現に到着しました。燭台は落ち葉がたまっており、竹林のほうに傾いていたため、火災を誘発してもいけませんので、献灯をひかえました。また、石柱の上部がへこんだ香炉につきましても、落ち葉がたまっており、献香をひかえた次第です。お寺の入り口にある「真言宗大覚寺派、中道山明王院、真景」と書かれた看板、古地図のイラストによると、明王院五重塔の真裏、裏山の中腹に「鎮守3社」という建物が確認できますので、これが愛宕大権現に相当すると思われます。2023年1月訪問。