名勝・龍心庭の紅葉散策。
松江山 宗隣寺の特徴
宗隣寺の庭園は毎年11月に開放され、四季折々の美しさを楽しめます。
龍心庭は南北朝時代に築かれた山口県最古の国指定名勝です。
本堂の北側に位置する龍心庭は、静かな散策に最適な場所です。
珍しい日本庭園があるということで訪れました。観覧料300円でしたが、300円で納得の庭園でどこがどのように珍しいのか分かりませんでした。
11月の第二日曜日は毎年庭園を開放して散策できるそうです。小耳に挟んだ話ですが、寺の鐘は一人一度しか撞くことができないとか…?そのチャンスを次回訪問時に残しておきました。
テレビで取り上げられたので、庭園と紅葉を見に行って来ました。山口県最古の庭園だそうです。石庭も、落ち葉一つなく、きれいに掻いてありました。維持管理が大変たろうな、と思いながら、紅葉を楽しみました。
今年は台風の塩害で紅葉は駄目でした。とても静かな場所で拝観者も居なくては心落ち着く場所です。欄干の手摺りから見る光景は美しいです。拝観料は¥300で音声の説明が流れます。(ちょっと解りずらい)
坐禅教室に行きました。竹刀で叩かれても余り痛くなかったようです。お庭が綺麗です。
本堂の北側の龍心庭は南北朝時代に築かれ国の名勝に指定された、山口県下で最古の庭園です。庭園で注目すべき点は二つ、一つ目は夜泊石(よどまりいし)と呼ばれる池中の立石を二列に配置した点。夜泊石とは蓬莱へ向かう集団船《財(たから)船とも言われる》が、夜間に船溜まりに停泊している姿を抽象的に表現したものとされる、夜泊石の左先頭に配置された立石は特徴的な形で龍頭船を想像するのは私だけだろうか。他では京都の苔寺で有名な西芳寺や金閣で有名な鹿苑寺などで夜泊石がみられる。二つ目は、小石を敷き詰めた池の浅瀬で「干潟様(ひがたよう)」と呼ばれる点。池の水位の変化により小石を敷き詰めた池畔の様子が、干潟が見え隠れする潮の干満を表現しており、現存・確認されている干潟様は、平泉の毛越寺と宗隣寺だけといわれ学術上大変貴重なものである。但し実際に干満の変化が見られるのは宗麟寺の干潟様だけである。上記の二点の他に目を向けると干潟様の向かいに枯滝石組が見え、中央上部の立石から三段に組まれている。正面の丘陵には遠山石(えんざんせき)と思しき立石が確認できる。遠山石は遠山を抽象的に表現したもので、この庭の中心石にもなっている。池泉南側の眺めは護岸石組の高さが一律になるように配置され、池泉と苔庭が立体的な位置関係になるように工夫されている。受付で「欄干に足を入れ座って観てくださいね」と言われたけれど、最初は意味が分からずピンと来なかったが、廊下に付けられた手摺の最下段の欄干には少し抉(えぐ)られた部分があり足を入れ易くなってる、「ここに足を入れて座って暢んびり眺めてくださいね」、ということらしい、しかし当日は生憎の雨で座って観る事は憚られる状態でした。受付から龍心庭に向かう途中は短くクネクネと雁行した濡れ縁を進むが、途中の右手に坪庭を見ることができ、坪庭としては十分な風情と品格を備えた立派な設えで、更に坪庭の奥の書院前に目を遣ると、砂庭と芝庭の境に敷石が敷かれています。全国的に珍しい作庭例であるが、平安時代に編集された作庭記には既に記載されており、夜泊石や干潟様の詳細が書かれたパンフレットや案内板がなく、その意図が周知されてないのは非常に勿体ないです。(2018年5月23日)
宗隣寺は、山口県宇部市の真締川の西岸に位置するお寺。宝亀8年(777年)、唐より来朝した為光(威光)和尚が松江山普済寺として創建。その後寛文10年(1670年)福原氏が宗隣寺として建立。平成10年に本堂を再建。観音霊場の第18番(本尊如意輪観音)札所で観音信仰の聖地。本堂の北側にある「龍心庭」は山口県最古の庭園(南北朝時代に築庭 約650年前)池泉式庭園で全国唯二つしかないという山畔を利用した池庭で、特に奇岩巨岩を用いず池の中に二列直線八石夜泊石を配しただけで、護岸石組みも枯滝や出島の主なものにとどめた閑寂な趣きで、禅の真髄を説いているといわれている須弥山式禅宗庭園である。国の名勝庭園に指定されている。
紅葉はもう散りはじめてました眺めるだけで300円はう〜んって感じ狭いけど散策したかった。
2016/08/18拝観料 ¥300この時期は今ひとつ秋の紅葉が一番かもねいくら国指定の名勝や言うてもね~
| 名前 |
松江山 宗隣寺 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0836-21-1087 |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
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里山感があるお寺でした。私は道を間違えて上のお墓の脇の歩道を下りたどり着きました。御朱印二体頂けました。