乙女河岸の小川家で企画展。
小山市立車屋美術館の特徴
滝平二郎展や塚原哲夫展など、楽しい企画展が開催されています。
車屋とは小川家の屋号で、国の文化財になっている荘厳な建物です。
ボランティアの方が丁寧に案内してくれる、温かい空間が魅力です。
乙女河岸のお大尽のお屋敷を移築したもの、と思ってたのですが、実際は蔵の一部を除いて明治大正になってからの建築物でした。それはそれで面白い。二階の洋間が何故か入り口が2つあるのが印象的。美術館は静かでよかった。近くの市立博物課とセットで行くのがちょうど良い。
車屋は、ここから西にあった思川の乙女河岸を拠点に、舟運により江戸などと肥料の売買で利益をあげた小川家の屋号(肥料問屋)です。鉄道が敷かれたことに伴い、水運は衰退したため、明治末年現在の地に移転しました。現存する建造物のうち主屋・土蔵・表門・米蔵・肥料蔵の5棟は、乙女河岸の繁栄を伝える貴重な遺産であると同時に近代和風住宅としての価値も高く、平成19年8月に国の登録有形文化財として登録されました。乙女河岸跡地とのセットで見学すると理解が深化しますよ。
今日は、5月5日です。美術館は、国道4号線にあって、駐車場は、4号線沿いの美術館のとなりに、広くあります。横山大観の絵が展示されていると、看板が見えて、入館料はいくらなんだろうと思って、受け付けに聞きましたら、本日は無料ですと、言われてうれしくなりました。そうか、大人でもこども同様に、してくれていたようです。中に入ると、横山大観の経歴が書かれたボードがあり、展示されている絵画を見ているだけでも、すごさを感じてきます。絵の書き方とかを説明した、ボードも展示されています。そして、驚いたのが、横山大観の絵の所有者が、廣澤美術館になっていたことでした。前日に、茨城県筑西市にある、廣澤美術館に行って来たばかりだったのです。この美術館の建物が、隈研吾氏による設計されています。美術館の広さにも、驚きました。また、小川家の建物が、公開されていて、建物の中の撮影は禁止ですが、やはり、ボランティアの方が、丁寧に説明されていました。今日は、たまたまですが、ラッキーな1日でした。
ボランティアの方が丁寧に説明しながら案内してくださりました。
今日は、美術館はやっていませんでした。向かいの車屋さんの本宅をボランティアさんから聞きながら回りました。渋沢栄一の時代と一緒で家の中も和洋折衷でした。
小さな美術館ですが、企画によっては楽しめます。展示予定を確認してからお出かけになる事をおすすめいたします。
車屋とは小川家の屋号の事だったんですね。屋敷の中は和洋折衷の洒落た造りでした。隣の美術館には地元小山出身の女性画家の作品が展示してありました。とても魅力的な作品でしたね。
企画で滝平二郎展を観ました。併せて、小川家住宅もボランティアガイドさん(?)の案内で見学しましたが、とても素敵でした。
滝平二郎展がやっていました。同じ敷地内に登録有形文化財の小川家住宅があり解説もあり勉強になりました。
| 名前 |
小山市立車屋美術館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0285-41-0968 |
| 営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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今回の企画展は一部写真撮影OKでした。