創建862年、森の中の社。
室﨑神社の特徴
田舎らしい雰囲気で、周辺の集落の産土神です。
森に囲まれた手入れの良い社はこじんまりしています。
御祭神は天児屋根命とされ、長い歴史を誇ります。
何の変哲もない田舎のお宮という感じですが、立地から見てもこの周辺の集落の産土神と言って良いのでしょう。近くの阿見神社とともに、霞ヶ浦に向かって突き出た岬の突端に立地するのは、非常に古い時代からの水運への関わりを考えざるを得ません。霞ヶ浦南岸に沿って、信太郡一宮の楯縫神社、二宮阿見神社、木原の愛宕神社、離れた所では阿波崎大杉神社、香取神宮等々、古い由緒を持つ神社は、皆霞ヶ浦(かつては海であり、水運が盛んであった)に突き出た岬の突端にあります。さらに言えば社名の室崎はもちろん室の岬と言う意味ですが、ムロはムラに通ずる古代語で、全国各地に存在する地名です。古い由緒を感じさせる神社です。
森の中のこじんまりした手入れの良い社です。
御祭神は天児屋根命。創建は貞観4(864)年、別説には仁和3(887)年に阿彌神社(竹来)の相殿神を分祀されたのがはじまり。阿彌神社・十握神社と併せて竹来三社とも呼ばれる。これは常陸国風土記に記される「天之大神社=鹿島神宮(武甕槌命)、坂戸社(天児屋根命)、沼尾社(経津主命)三所合せ、総じて香島天之大神」」に相応したものなのでしょう。鎮守の杜を有する社地は道路交差点にあり、由緒板どころか末社の祠の一柱一柱まで記載された境内案内図まであるのは、氏子さん方の尊崇の篤さを物語るものでしょう。拝殿前の土の盛り上がりは、例祭で奉納される子供相撲の土俵だそうです。
特に碑や説明板のようなものはないのですが、ネットで調べると祭神:天兒屋根命創建:貞観元年(862年)創建。仁和3年(887年)説もありとのことで、かなり古いようです。区画整理された住宅地のすぐとなりの外れにあります。ちびっこ相撲の土俵のような盛り土跡がありました。
名前 |
室﨑神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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昔は子ども達の相撲大会があって,土俵の名残があります✌🏻