心の散歩道で神秘体験。
奥ノ院摩崖仏の特徴
龍蔵寺の境内からの山道を登り、静寂を体感できる場所です。
鼓の滝から約400m歩くことで、自然の美を感じられます。
奥ノ院 磨崖仏は、山道の奥にひっそりと佇む神秘的なスポットです。
「心の散歩道」を登っていきます。〝あなたの良さ〟〝生きている素晴らしさ〟を考えながら歩くといいんだろうけど、山道で足を滑らせないようにするのが精一杯でした。奥の院まで10分ほどで着きます。写真では見えにくいですが、大岩に「線刻磨崖仏」が彫ってあります。窟内の仏様は、修行者が彫ったものだそうです。
古い時代この様な自然の地形が何かを宿す力があると感じられ、信仰の源になったのだろうと想像させられる。崖も天竺の方を向いている様に思うと、有り難く神聖な気持ちになる。その時代の人達と同じに山を掻き分け、到達するまでの気分が少し味わえる魅力があります。
心の散歩道を登って奥の院まで行くと、大岩の壁面に彫られた大日如来様がおられました。苔などが一面に生えていて、よく分からない状態でした。売店でお茶の接待を受け、その時に、見えにくいことを話すと、本堂の壁によく分かる写真があることを教えてもらい、写真に撮らせてもらいました。
龍蔵寺の境内の奥の滝の更に奥に続く山道を登ると「奥の院 磨崖仏」がある。天然の岩を削った線で描いた仏様である。そこまでの山道は、250m続き約半分は急勾配の坂となっており、土と岩と木の根があらわになった階段状である。滑りやすく、狭く、足腰と靴底に自信がないと行ってはいけない。ただ、山中にたたずむ仏様を拝むと、なんとも言えない心洗われる気持ちになる。是非とも体験していただきたい。
鼓の滝から400mくらい山道を登ります。けっこう道は荒れ気味の岩道なので、靴はそれなりのものでないと厳しいよ。あれはもしかしてすずめ蜂の巣?
龍蔵寺鼓の滝をさらに上流に向かって道を登ると、250mで奥ノ院に到着します。結晶片岩でできた崖の下の方がえぐれ、狭い岩屋ができていて、そこに数体のお地蔵さまが安置されています。その上の方の平らな崖に高さ10mくらいある仏様が線で描かれています。ただしその線は消えかかっていて見えづらいです。
| 名前 |
奥ノ院摩崖仏 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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まあまあな山道を進みます。ゆっくり登りましょう。行きよりも帰りが滑りやすいので注意。