庚申塚駅近く、猿田彦神の清らかさ。
巣鴨庚申堂の特徴
年に6回の庚申の日に多くの参拝客が訪れます。
文亀2年(1502)造立の庚申塔が目を引く小さな神社です。
都電庚申塚駅から徒歩2分、独特な神社の雰囲気が魅力です。
とげぬき地蔵にお参りした後に訪問しました。交差点角まがればすぐこじんまりと綺麗に整えられたお堂です。
庚申塔といえば青面金剛が彫られたものをよく見ますが、ここは神道による庚申信仰で猿田彦神です。申は干支で猿に例えられることから、見ざる言わざる聞かざるの三猿が彫られた石塔があります。古くから大事にされ、様々な書籍や絵に登場してきたようです。区の有形文化財に指定されています。
高岩寺より、歴史はこちらのほうが古いようです。この場所(旧中山道)が、もともとできたもとになったところのようです。小さな場所でそれほど歴史的価値があるようにも見えないですが、江戸時代には板橋宿につながる重要な場所として認識されていたようです。
都電荒川線の庚申塚駅近くの交差点にある小さな神社。狛犬ならぬ狛猿が社殿を護っている。小さいながら手水の雰囲気がとても良い。アクセスが良いので参拝しやすいが駐輪場などはない。
狛犬のかわりに猿神が左右にあります。猿田彦大神の横にある御神木は上が切られていましたがその佇まいには風情がありました。
たまたま訪れた日が年に6回ほどの庚申の日だったようで、祝日ということもあって参拝客も多かった。直書きの御朱印もいただけました。
江戸時代の信仰で、年に6回ある「庚申コウシンの日」には、寝るとサンシという虫が体から脱け出してエンマ大王にその人の悪行を告げ口し、寿命を短くされる。そのため村人たちはお堂に集い楽しく飲み食いしながら徹夜してサンシが出ないよう過ごしたようです。明治政府はその風習は迷信であると発表し、今では無くなりましたが、和やかな古き良き時代を庚申堂は伝えています。
お江戸を感じる猿田彦大神庚申堂。かわいい猿様御出迎え🐒 小さい空間ですが、お江戸パワースポット。
ひっそりと通り沿いにありました。猿が微笑んでいるようで可愛らしい。
| 名前 |
巣鴨庚申堂 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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気をつけないと通り過ぎてしまいそうな交差点の片隅に、あります。目に入り吸い寄せられるように参拝しました。ひっそりした中にもなかなかの存在感です。お参りする方が割といてびっくりしました。