平和記念公園で母子像に触れる思い。
「嵐の中の母子像」本郷新の特徴
昭和35年に広島市婦人会が建立した銅像です。
母子像は平和公園の象徴の一つとして知られています。
母親が乳児を抱えた姿が多くの意味を伝えます。
嵐の中の母子像本郷新 作1960(昭和35)年8月5日。
平和記念公園(広島市中区)の噴水「祈の泉」前に設置されています。高さ1.5メートルのブロンズ像「嵐の中の母子像」です。難くの中、右手で赤坊を抱え、左手で幼子を背負立上がろうとする母親の力強い姿を伝えています。1960年に市婦人会ふ連合会(現在市地域女性団体連絡協議会)が建たてました。わが子を原爆に奪われた女性たちが熱心に制作費の寄付を集めたそうです。制作者は日本を代表する彫刻家の本郷新さん(1905~80年ねん)。
お母さんが右手に赤ちゃんを抱き、左手で幼児をおんぶしようとして前屈みになっています。題名は「嵐の中の母子像」ですが、「嵐」とは戦争や原子爆弾のことを意味しているのだと思います。お母さんの表情はとても険しそうで、赤ちゃんを抱く右手、幼児をおんぶしようとしている左手は、とても力が込められているのが印象的で、襲って来る戦争や原子爆弾の脅威から懸命に我が子を守ろうとする母親の姿に自分には見えました。
平和公園噴水まえにある像で、昭和35年(1960年)に広島市の婦人会の募金で建立されたそうです。作者は、本郷新さんで北海道札幌市出身の、彫刻家です。右手には乳飲み子を抱え、左手で子供を背負おうと前かがみになり、母子が懸命に生きようとする姿に心を打たれる作品です。
原爆投下後、どれだけ子を探す母がいて、どれだけ母を探す子がいただろうそれを思うと胸が痛い。
平和を願いながら🕊
昭和35年(1960)8月5日に広島市婦人会連合会の手で建立されました。ブロンズ像で出来ており、札幌出身の彫刻家、本郷新氏による作品です。像は右手で乳飲み子を抱え、左手で幼児を背負おうとしながら、前かがみ姿勢で生き抜こうとする母の姿を表しています。核兵器廃絶への限りない努力を呼びかける目的で作られました。
ひろしまの原爆の像の象徴はいくつかあるが、平和公園の象徴のひとつだと思います。
平和を願います。
名前 |
「嵐の中の母子像」本郷新 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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