取手の街歩きで出会う、歴史的石碑群。
不動院不動堂の特徴
取手の街を歩くと歴史ある石碑群に出会えるのが魅力です。
新四国相馬霊場八十八ヶ所の4番としての存在感が際立っています。
由緒ある寺院で訪れる人々に癒しを提供しています。
取手の街歩きで出会った。詳しく調べてみると、以下の通り。新四国相馬霊場八十八ヶ所は、光音禅師が発願主となり宝暦9年(1759)開創した。台宿村不動院はその第4番札所で廃寺、不動堂のみ残る。道沿いに大師堂と不動堂が並んである。向かって右側が大師堂。駐車スペース無。以下は「つくば新聞」より抜粋新四国相馬霊場八十八ヶ所新四国相馬霊場八十八ヶ所は、取手市及び千葉県我孫子市、同じく柏市にある四国八十八ヶ所霊場の写し霊場。 新四国相馬霊場の成立は、1759(宝暦9)年とされる。 現在の取手市にある長禅寺の僧、光音禅師が四国八十八ヶ所霊場の砂を持ち帰り、当時、利根川を挟んだ下総国相馬郡の寺などにおさめ開いた。光音禅師は、信州出身の人で13歳で江戸に出て呉服商・伊勢屋に奉公、独立し取手で商売を行い伊勢屋源六といった。 長禅寺の観音堂の改築に尽力、その後出家し長禅寺の僧となったという。晩年は、現在の取手市にある白山神社で隠居した。相馬霊場が誕生して250年余りが過ぎたが、現在でも地域の信仰は厚く、どの札所の大師堂もきれいに掃除され、花やお供え物が絶えない。 また、一部に大師道と呼ばれる道が残る。ほとんどは舗装道路になったり、地域の開発で姿を消しているものも多いが、江戸時代そのままの姿に近い形で残っている場所もある。 現在の交通事情に合わせて、自動車で回ることを想定し、札所の駐車事情を紹介した。幹線道路に面している札所もあるが、かなり幅の狭い道を行かなくてはならない 場所もあり、車での巡礼では小型の自動車で回ることをお奨めしたい。なお、当ページの記事作成に際し、『新四国相馬霊場八十八ヶ所を訪ねる』我孫子市史研究センター編、2013(平成25)年刊、 つくばね舎発行、地歴社発売を参照した。新四国相馬霊場八十八ヶ所について書かれた本では、現在手に入る唯一の書であり、最も詳しい。
新四国相馬霊場八十八ヶ所 4番。
名前 |
不動院不動堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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歴史ある石碑群。