源氏物語の舞台、秋の明石。
岡之屋形跡歌碑の特徴
明智光秀の文書に記載された文化的背景が魅力です。
源氏物語に登場する明石の君ゆかりの地です。
歴史探訪には欠かせない見どころが多数存在します。
我が地区自慢25選のNo.4・明石藩五代藩主・松平忠国が源氏物語に対する自詠の歌を石碑と言う形で復元されています。藩主が源氏物語を愛読していたというよりは、自身の管轄地の中にそのような話があり感化と思いますが源氏物語?という方にはスルーされる場所にもなります。何気に藩主の名前部分が削られているのは訳ありか悪戯か定かではないですが何だかなと感じます。なお此処には不動明王像があったらしいのですが近くの太子堂へ移設されており歩いても数分圏内なのでついでに足を運ぶのも良いと思います。
「…略…一 及承候生田川、同森、それより須磨月見松、々風村雨の一本、つき嶋、それより明石かた、人丸塚、岡辺の里、不依存見物、誠御辺誘引申候ハゝと、事々存出候、…略…」(天正六年ヵ)五月四日 光秀『明石市史資料(古代・中世篇)第五集 一一二頁』明石市教育委員会 昭和六十年三月三十一日 発行 編集責任者 黒田義隆~明智光秀文書より~「 源氏 秋の夜のつきげの駒よわが恋ふる雲ゐをかけれ時のまも見ん造れるさま木深く、いたき所まさりて見どころある住まひなり。海のつらはいかめしうおもしろく、これは心細く住みたるさま、ここにゐて思ひのこすことはあらじと思しやらるるに、ものあはれなり。三昧堂近くて、鐘の声松風に響きあひてもの悲しう、巌に生ひたる松の根ざしも心ばへあるさまなり。前栽どもに虫の声を尽くしたり。ここかしこのありさまなど御覧ず。むすめ住ませたる方は、心ことに磨きて、月入れたる真木の戸口けしきばかりおし開けたり。」(同明石市史資料集三一六~三一七頁 源氏物語より)
源氏物語 明石の君が住んでいた?といわれる場所。(但し、源氏物語は架空のお話)
名前 |
岡之屋形跡歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
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源氏物語に出てくる岡之屋形は、明石の辺りを治めていた明石入道の娘で光源氏の恋人の明石の君が住んでいたとされている。