宇都宮の歴史を感じる、鉄塔婆のあるお寺。
浄土宗 清巌寺の特徴
宇都宮家ゆかりの浄土宗寺院で、参拝客に親しまれています。
鎌倉時代の鉄塔婆が収蔵されている、日本で唯一のお寺です。
境内には大きな子育地蔵尊や稚児の樹があり、歴史を感じられます。
宇都宮家ゆかりの浄土宗の寺。2つある山門が堂々とした佇まいで美しい。境内には5代目城主宇都宮頼綱の墓に加えて紀清両党と呼ばれた家老のうちの1家芳賀氏の高照・高継兄弟の墓がある。他にも第3飛行隊の碑や畜牛供養塔など見所が多いが一番見てほしいのが境内入ってすぐの右手にある鉄扉の閉まった建物。鍵はかかっておらず開くようになっていて中には日本最古にして唯一の鉄塔婆が展示されている。大変貴重なものなので必ず見るべし。
日本で唯一の鉄の塔婆がある。鎌倉時代に宇都宮貞綱により造られたもの。入口近くの収蔵庫にあり、鍵が開いているので入って電気を点けて見るようにと看板がある。ガラス張りで保存のために空気の管理等をしているようで、触れることはできないがすぐ近くで見ることができる。近くのコインパーキングを利用してしまったが、境内に駐車場があり、参拝者は無料で利用できるお隣は妙正寺。
境内の入口に蓮生法師の墓というのがある。両脇に芳賀高照・高継の墓と伝える宝篋印塔がある。蓮生とは宇都宮頼綱の法名である。北条時政の娘が妻であった。時政が伊豆に引き込んだ時に、一族郎党60余人と共に京都に上り出家して蓮生と名乗った。和歌を好んだ頼綱は藤原定家と姻戚関係を結び小倉百人一首にも関係したという。鎌倉時代と戦国時代、どちらも時代を感じさせる「墓」である。
ラインの投稿でリュウキュウテイカカズラから藤原定家に話しが移り、京都嵯峨野在住者が小倉山の紅葉、小倉百人一首から宇都宮氏に縁のある当寺に参拝することにした。境内は思いの外狭い気がしたが、清掃等が行き届き十分に堪能することができた。
宇都宮駅から歩いて一〇分ほどのところにある浄土宗寺院です。観光名所としての知名度は限りなくゼロに近いと思われますが、収蔵庫にて公開されている鎌倉時代の鉄製塔婆は現存する日本最古のものであり、なかなかの見ごたえです。鋳造とは思えない精緻な表現に驚かされます。遠路はるばる足を運ぶほには不十分であっても、日光、鹿沼、大谷観光のついでの立ち寄るには便利です。たたずまいは普通の檀家寺そのものですが、境内はよく手入れされているので気持ちよく参拝できます。
代々ずっとお世話になっているお寺さんです。中はもちろん、お庭もとても綺麗で住職さんの声も聞き心地が良いです。
日本で「鉄塔婆」はここにしかない。殿様が亡き母を供養する為に作ったものだがつい最近まで自分自身も知らなかった。
かつての寺町を思い起こさせるような風情ある街並みの名残を感じます。
昔は幼稚園がありました。萩の丘幼稚園です。現在では碑があるだけです。私はここの卒園児です。もう半世紀前の話です。今はここに父母祖父母が眠っているだけです。マル宗。
名前 |
浄土宗 清巌寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
028-627-7676 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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宇都宮市との縁が深い浄土宗のお寺。鎌倉時代に宇都宮貞綱がb亡母のために作った鉄製の卒塔婆は最古のものです。