みかんのへた山古墳へ、脱帽の旅を!
みかんのへた山古墳の特徴
みかんのへた山古墳のネーミングセンスに驚かされます。
道標が不案内で迷うこともあるので注意が必要です。
降り口の難しさがあり、訪れる際は計画的に行動を。
このネーミングセンス、脱帽。
21.2.7現在は発掘調査中。近くはハイキング道になっている。登り口が少しわかりづらい。
道標が不案内で降り口に難儀しました。でも見渡す瀬戸内の風景は見慣れていても嬉しい😄
名前 |
みかんのへた山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
2.6 |
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みかんのへた山古墳(1号墳)は、兵庫県赤穂市坂越字小島に所在する古墳である。標高80mの丘陵頂上に位置しており、麓より見上げると、こんもりとした円形の古墳がまるで「みかんのへた」のようにみえる。墳形は直径30m、高さ4mの円丘の北東部に、長さ約4mの造出が取りつく、全長34mの造出付円墳である。葺石・埴輪を持ち、埴輪には円筒埴輪・朝顔形埴輪・形象埴輪が確認されている。発掘調査が実施されていないため、埋葬施設等は不明である。埴輪や古墳の特徴から、古墳時代中期前半(5世紀初頭~前半)に築造されたものと推測され、赤穂市南部においては数少ない中期古墳の一つである。また、平成25年(2013年)に実施された測量調査によって、古墳の北東部に直径10m程度の小型の円墳(2号墳)が存在することが明らかになり、みかんのへた山古墳群を形成していることが判明している。墳頂から南を望むと、眼下には瀬戸内海が広がり、家島諸島から小豆島や四国山地までを一望することができる。周囲には耕作地や平地がほとんど存在しないことやその特徴的な立地から、古墳の被葬者は瀬戸内海を航行する船の交通を掌握した人物もしくは漁業などに従事した人物と推測される。古墳と海の関係性を如実に捉えることのできる重要な古墳として、昭和50年(1975年)に兵庫県指定史跡に指定された。