靖国神社の能楽堂で夜桜能。
能楽堂の特徴
目の前に気象庁の標本木があり、桜の名所として知られています。
明治時代から続く能舞台で、伝統芸能が頻繁に奉納されています。
みたままつりや夜桜能など、多彩なイベントが開催される場所です。
2022年5月3日国際文化交流舞踊団 曼珠沙華による奉納舞。
神門を入り右手側、靖国の桜にある能舞台です。桜の開花を決める標準木があります。4月初めに、奉納夜桜能と題して、かがり火を焚いて行われる薪能を観にいきました。火入式から始まり、かがり火に照らされた舞台で演じられる薪能は、荘厳で神秘的でした。春先の冷たい風と桜吹雪が相まって、まさに幽玄の世界です。屋内とはまた違う音の広がりが感じられました。4月とはいえ、屋外に設置されたパイプ椅子での観賞となりますので、昼間はポカポカ陽気でも夜は想像以上に冷えます。お正月の初詣くらいの感覚で、準備されていってもいいかもしれません。コンパクトにたためるダウンコートと大判のショールを持参していきました。屋内の能楽堂とは違い、フラットですし、席種によっては木の影など見えにくい箇所があるかも知れませんが、設営は工夫されていると思います。オペラグラスを持参されている方もいました。
伝統芸能だけでなく、コロナ禍以前のみたままつりでは、つのだ☆ひろ氏の奉納ライブ等のステージにもなります。また見れますように。
この能楽堂は明治14年(1881)に東京・芝公園に建てられたもので、明治36年(1903)に靖國神社に奉納、移築されました。この舞台では神霊にご覧いただくための能や日本舞踊などの芸能が行われます。
靖国神社の能楽堂。神門からすぐ右手にあります。
目の前に気象庁の標本木がある能楽堂です。催しがある時に使われます。桜はもちろんですが、紅葉の頃も美しいです。
頻繁に各種芸能が奉納されています。演武や舞踊が定番ですが、特に春季(4月)と秋季(10月)の例大祭期間中は盛り沢山。
近くに桜開花の基準になるソメイヨシノがある♪
夜桜能は毎年行きます。時折桜の花びらが舞い散る中での薪能は素敵です。平和な中で日本文化をこうして堪能できるのは素晴らしい事だと思います。(屋外なので、少し寒い。防寒必須。)日本の平和を守るために戦ってくださった方々にお礼を申し上げるために拝殿と、遊就館敷地内のお馬さん、犬さん、鳩さんにも手を合わせて帰ります。
名前 |
能楽堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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よく音楽のPVや映画で出てくるのは、ここだったのですね💡