松尾芭蕉ゆかりの地へ、旧東海道踏破を!
松尾芭蕉と同門の俳人であり、山口素堂に学んだ俳人山口雁山の墓とされている碑。山口雁山は駿河と甲府を拠点に俳句の創作活動をしていた俳人である。ある時雁山が旅に出ると告げたきり消息不明になったことから、俳句仲間が「雁山は旅先で亡くなったにちがいない」と勘違いし、その死を悼むために雁山が愛した駿河の宇津ノ谷峠に墓碑を建立したという。よって、当然遺骨等は埋葬されていないモニュメント的なものである。実際には雁山は旅先で亡くなってはおらず、その後も「有渡日記」や「駿河百韻」等の創作活動を続けており、82歳の天寿を全うするところが何とも面白い。
| 名前 |
雁山の墓 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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