仲山城跡へ15分の冒険。
仲山城跡の特徴
樋口駅から約15分歩くと登城口に到着します。
小坂諏訪神社前から登るのが簡単でおすすめです。
長瀞町の単独の山に築かれた仲山城跡です。
樋口駅から歩いて15分ほどで登城口にたどり着きます。そこから道を間違えなければ15分ほどで本郭跡です。本郭跡に説明板が建てられています。
長瀞町にある仲山城跡。前方を荒川の急崖に面し、後方に陣見山山系が囲む標高267メートルの山頂の要害地に築城された山城です。この城は、1312年、もと北面の武士阿仁和兵助橘基保が京都在任中、神のお告げを受けて一族郎党を引き連れて関東に移り住み、新田義貞の配下となって当地に城を築いたと伝えられています。長子の直家が仲山城二代目の城主となりましたが、侍女との恋のもつれから、武蔵秋山城の城主秋山新九郎継照に攻められ1357年城前の荒川河原で討死したと言われています。今も城跡を巡れば、経塚、御殿池、馬廻、樋ノ口などの地名が残り、当時を偲ぶことが出来ます。
小坂諏訪神社前の道を進み、林道を歩くと城跡の案内板があるので道を15分程登ると頂上に城跡があります。林道を進むと片栗の群落があり、先には集落跡の石垣が多数あります。
この城跡には小坂諏訪神社前から登城するのがいちばん簡単です。遺構は一ノ郭、ニノ郭、三ノ郭と三郭とも小さな郭で北北西側に堀切があり、南側にも堀切があり、その南側が土塁となっています。一ノ郭にはあすまやがありその裏側は土塁があります。北側は急斜面になっています。
仲山城は長瀞町国道脇にある単独の山に築城された山城で、登城口は3箇所あります。規模的には大きくありませんが、調査してみると興味ある城で男池、女池、樋の口、戦場跡、馬場、その他城に関する地名や伝承があり山城だけの調査で終わらせようと思いましたが何回も足を運ぶはめになりましたふ。
小さな堀切が二条残る簡素な山城。案内板あり。
| 名前 |
仲山城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| HP |
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=27643 |
| 評価 |
3.4 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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周辺のオススメ
仲山城跡へは小坂諏訪神社が登山口になっています。小坂諏訪神社、野上下郷石塔婆が仲山城と関連する神社、史跡です。