険しい山道、比婆山のお参り!
比婆山久米神社奥の宮の特徴
比婆山久米神社奥の宮は歴史が深い神社です。
奥の宮へは体力が求められ、登る価値があります。
山頂に祀られる熊野神社が特別な雰囲気を醸し出します。
険しい山道を登りますので、山登りできる服装(靴)でお参り下さい。山道の写真も、のせときます。大変ですが、久米神社まで来たのでしたら、是非、奥の宮へ。
比婆山久米神社下之宮から登拝する参道は登山道と思った方が良いです。歩きやすいように清掃整備はされていますが、落ち葉が積もった道や苔むした岩がある参道ですのでスニーカー、できればトレッキングシューズが無難です。急登の個所もありますし。でも、ぜひ奥の宮まで登拝されて下さい。この参道が、とても神秘的で素敵なんです。お薦めです。約40分で奥の宮まで到達できます。
横屋参道から登ると、途中に子宝に恵まれるという玉抱石があります。さらに進むと鳥居がある開放的な場所に出ますが、ここは社祠峰のようです。陰陽竹を見ながらもう少し進むと、伊邪那美命の御陵のある奥宮に着きます。神聖な雰囲気が漂っています。帰りは、峠之内参道を通り、夫婦石、不動滝を見て下山しました。
奥の宮まで登るのは、本当に大変でした。普段、登山などしないので、見事に筋肉痛になりました。それでも、奥の宮近くにある、珍しい「いんようちく」や「玉抱石」などを見ることができて、嬉しかったです。汗だくで登りましたが、貴重な体験ができて、本当に良かったと思います。
イザナミノミコトの御陵 2022年10月訪問■アクセス︰比婆山久米神社下の宮から徒歩約50分の登山でした!基本、登山道は整備されていますが、山道なので木っ葉に埋もれた箇所があります。■神社︰車でアクセスできない所に立派な神社があり驚きと感動でした。また、出雲古事記にこの神社の記載があるらしく、歴史ある神社の様です。■その他︰訪問はスニーカー、ドリンク持参必須!苦労してお参りする事に意義を感じるしかありませんが、達成感はあるのでは?
古代信仰では魂は山へ向かい子孫を見守り時を経て再生され再びこの世に生を受けるとか。この比婆山には玉抱え石や逆転磁場で山容が形成されているなど太古の巨石信仰の名残も見受けられます。正に大母神の座すたる所以、最強のパワースポットだと思います。寂れてきているのが惜しいですね。
何故、出雲と伯耆の境にイザナミが眠るのか?岡山県の奈義町にはイザナミ・イザナギを地名に冠する所が見られ、大山(だいせん)にも大山祇(イザナミの子)の影響が見られます。スサノオの妻となった櫛名田姫の親はアシナヅチ・テナヅチで大山祇の子でもあります。この事から伯耆・出雲はイザナミが死んだ時には子や孫の支配地域になっていて喧嘩にならない様に中間に葬られたと解釈するのが適当でしょうか。是非イザナミばあちゃんのお墓参りに訪れてみてください。(笑)
島根県安来市伯太町にある比婆山久米神社には、比婆山山頂に熊野神社・奥ノ宮が祀られている。出雲風土記には、「久米神社、熊野神社」と記され、社殿奥には「国生みの母である伊弉冉尊(イザナミ)」の御神陵がある。三重県熊野市有馬町には伊弉冉尊と軻遇突智尊を共に祀る「花窟神社」がある。尚、出雲では伊弉冉のお墓は、佐太神社に移されたことになっている。この為、全国の八百万の神々は「神無月=出雲では神在月」には先ず六所神社に集まり佐太神社へと向かい「国生みの神・伊弉冉尊」のお墓参りをすることになっている。下社の「比婆山久米神社」まで車で行き、後は登山です。神紋は「亀甲紋、中に・比・の字」です。
車ではいけない歴史のある神社、お参りするためには体力も必要なため比婆山神社を目にした時に達成感が感じられます。4月初旬には桜と緑のコントラストが映える風景が見られます。
| 名前 |
比婆山久米神社奥の宮 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.9 |
| 住所 |
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縄文時代の祭祀場です。盃状穴があります。多分磐座があります。