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| 名前 |
韓猫神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
2.5 |
| 住所 |
|
伝説によると昔大きなネズミが群れをなして穀物をあらし、民は困っていました。平安時代初期に中国から輸入した韓猫(中国大陸からの猫)を連れてきてネズミを退治してもらいました。ネズミは苦し紛れに川沿いの塩尻岩鼻を噛み切って流れ込んだ水で溺れ、相打ちとなった鼠も唐猫も、その名が地名となって千曲川の下流域に残っています。上田盆地の湖の水に押し流され溺れ死んだ大鼠は坂城町に打ち上がったと言われており、「ねずみ」という地名が残っています(大体の位置)。地図からも分かるように、ねずみは岩鼻を挟んだ塩尻の向こう側に位置しています。北国街道の難所ということと、上田藩と松代藩の境界ということで宿場町として栄えていました(鼠宿と言います)。現在となっては宿場町であった頃の名残はわずかになってしまっていますし、すぐ横に車通りの激しい国道18号線がありますので風情という点では少々難がありますが、花壇があったり往時の橋の名前を紹介してあったりと、それなりに整備はされてきています。一方の唐猫はさらに千曲川の下流にまで流され、長野市の篠ノ井地域に打ち上がったと言われています。息絶えた唐猫を祀ったのが唐猫神社だと言われており、篠ノ井橋のほど近くに現存しています。