仏像の宝庫、己高阁の魅力!
己高閣の特徴
拝観料500円で丁寧な説明を受け、仏像の魅力を深く知れます。
比叡山、己高山、白山が直線状に繋がっている興味深いロケーションです。
古橋地区の村人によるガイドで、収蔵庫の歴史を楽しく学べます。
己高閣(ここうかく)。己高閣はかつて己高山に構えていた寺々の寺宝を納めるため、昭和38年に建てられた滋賀県最初の文化財収蔵庫との事でした。鶏足寺の十一面観音をはじめ、数々の重要文化財が納められている。知っていれば、立ち寄りたかったですが、周辺の紅葉の方に目が移ってしまいました。
お盆の夕方に訪れましたが蚊の大群に行く手を阻まれ十分に見学することが出来ませんでした。寒くなってからまた来ようと思います。
拝観入場料を払うと、古橋地区の村人がガイドしてくれます、二つの収蔵庫があり、一つは己高閣(ここうかく)、このお山が由来と、ガイドさんが指さしながら、低山の己高山(こだかみやま)を教えてくれます、なんと、比叡山・己高山・白山が直線状に繋がっているとか(若干のずれは許して下さいとの事((笑)))、このお山一帯にあった寺院が明治時代の廃仏毀釈により廃寺となり、残された仏像を収蔵安置しています。今は廃寺となり美しい紅葉の参道が有名な鶏足寺の、十一面観音立像を中心に安置されています。もう一つの世代閣(よしろかく)は、現在の当地敷地にあった山号が世代山の戸岩寺(とがんじ)、観音堂が残り、お祀りしていた薬師如来像と魚籃観音立像を中心に、整列した十二神将はお堂に安置されていた時代に二体が盗まれ、それ以来残っていた仏像をこちらに収めます、なんと罰当たりな蛮行でしょう。廃寺で無住となったお堂から仏像が盗まれる心配は、湖北に点在する寺院には共通の課題のようで、高月にある渡岸寺(どうがんじ)も国宝の観音様が頑丈な金庫のような収蔵室に安置されています。長浜市湖北地方は観音の里と言われ、歴史のある寺院が点在観音様巡りもし易い地区、ここでは500円の拝観料でガイド付き、楽しい話に特別な話も聞けて有り難いです、地区限定なので収蔵数もまばらつきますが、古橋地区の村人が仏像を守っている優しさや信心が伝わり、村人との会話も楽しめます、御守りする十一面観音立像・薬師如来像・珍しい魚籃観音・十二神将と、展示数は多くないですが、お時間に余裕があれば訪ねてみて下さい。最後に戸岩寺と鶏足寺の御朱印を頂戴しました。
仏像、神像の宝庫でした!!一帯に己高閣、世代閣、與志漏(よしろ)神社、大日堂、薬師堂があり、少し離れて伊波太伎(いわたき)神社、鶏足寺、石道寺などがありました。この小さな地域に、何十体も仏像、神像があるのに驚きました。己高閣、世代閣を管理されているかたや周りの方々は宗派を超えて仏像神像を守ってくれていました。神仏習合が色濃く残る地域でした。またオオサンショウウオの生息地域や日本最古の製鉄遺跡もありました。また秋に絶対行きたいです。
己高山諸寺の仏像を収蔵しているところで、仏像がいっぱいでした。地元の管理をしている方が案内してくださり、良かったです。観音の里と言われるだけあって、世代閣や側のお堂2つにもあって、見ごたえがありました。
| 名前 |
己高閣 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0749-82-2784 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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拝観料500円で関係者による施設、仏像など丁寧な説明を受けられとても良く分かりました。普段は見ることのできない文化財で感動ものです。