伊勢神社の碑に刻まれる、深いクマザサの魅力!
神明神社旧鎮座跡の特徴
深いクマザサに囲まれた神社で、自然の中にひっそり佇む雰囲気が魅力です。
地区名伊勢に位置し、歴史を感じる碑が境内にあります。
アブ蜂に注意しながら散策できる、静かな環境が保たれています。
この一帯は「伊勢」と呼ばれる地区で、この神社にある碑にはこう記されています。「伝説によれば、当神社は、天照皇太神宮と称し、その起源は遠く伊勢神宮仮鎮座の跡なりとして尊崇され、境内には周囲13m、高さ53mにおよぶ巨大なる御祓い杉を中心に、老杉、鬱蒼(うっそう)と繁る森厳なる神城なりしも、九頭竜川電源開発により、全戸移住して無人の境となる。祭神は九頭龍川沿岸の聖地に建立する新神殿に水没地の各神社祭神と合祀することになり永く遺跡を表示するために伊勢氏子の総意をもって碑壱基建設し、茲(ここ)に銘記す。昭和41年7月16日 伊勢区」つまり、三重県にある伊勢神宮がその昔、仮住まいではあるもののこの地にあったようです。しかし地元住民でもほとんど知られていません。地元に残る資料には「昔、丹波の国からここへお伊勢さんが移ってきた。そして全国の人が当地へお参りに来た。当時は三十六社(又は四十六社)あって栄えていた。その後本社が三重の伊勢に移り、ここに奥の院、八幡様、薬師如来の三社が残った。その他にも末社があったがだんだんさびれたので末社の神様は、おはらい杉の根元の穴に埋めた。百年ほど前までは、こわれた御神体を拝むことが出来たがいまはふさがって見えない。」との記載もあり、嘘ではないと思われますが、それを証明する物証についての情報は確認できていません。なお、丹波の国と呼ばれた場所には、元伊勢と呼ばれる「籠神社」がありますので、信ぴょう性は高いように思います。もし今後、この場所にどなたが着目して遺跡調査などが始まると、新しい日本の歴史が発見されるかもしれない、、、。そんな場所です。(補足)冬季は積雪のため通行止になりますのでご注意ください。
| 名前 |
神明神社旧鎮座跡 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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