苔むした参道で日蓮宗の歴史を感じるひととき。
日蓮宗宗門史跡 常在山本土寺の特徴
参道の苔が美しく、癒やされる空間が広がっています。
山門には仁王像があり、圧倒的な存在感を放っています。
日蓮宗の歴史を感じられる、特別な宗門史跡です。
初冬の午後、明治になって石動山から移したといわれる仁王像二体を見に伺いました。今も色鮮やかな朱塗りの体躯が目を引きます。仁王門は近くの長楽寺の山門として移築されています。
参道の苔の絨毯が実に美しい。脇から雷ヶ峰(雨の宮古墳)へ登る遊歩道もあります。
対応が良い。
静かで苔むした参道が綺麗。
日 像上人のご法難の寺。
山門1909年(明治42年)に日貞上人の建立。両脇の仁王尊は石動山の天平寺から移転されたもので作者は不明。どの角度から見ても睨まれている感じがする・・。本堂日深上人の代(1847年)の再建。文殊菩薩、普賢菩薩、愛染明王をはじめ、日蓮大聖人や日像菩薩を安置していて、中は結構広い。左側にも七面大明神、鬼子母神を安置。開山堂本堂の左奥の廊下を渡った先にあり、外からでは分かりにくいところにある。正面には開山した日像上人の立像。両脇には日像上人を助けるために果てた北太郎・加賀太郎が祀られている。中にはびっしりと位牌が並ぶ。報恩堂本堂に向かって左の石段を登ったところに祀られ、1617年徳丸城主の祈禱満願成就の報恩の為に寄進されたので報恩堂といわれる。中は見られないが、堂の左横には寄進した城主・長連頼公と奥方、息女の墓碑が並ぶ。七面堂報恩堂をさらに右へ石段を68段登った先にある七面大明神を祀った堂。1818年に日敬上人が建立。中は見られないが寺の全景が見られるので気持ちがいい。天気がいいと富山県の山々が見える。七面堂までの石段は下から数えたら108段。石段には苔がびっしり生えていて滑りやすいので、特に降りる時は注意。客殿、庫裡日像菩薩六百五十遠忌と加賀太郎、北太郎の七百遠忌を記念して平成5年に建てられた。本堂右側にあり檀信徒の研修の場としても使用され、当地屈指の規模を誇る。
癒やされます☆☆☆☆☆
日蓮宗の寺院、山門に仁王さまがおられ、山門を通る人々を睨むように構えてます。足元には長さ76cm/32文の古ぼけた下駄が置かれ、仁王さまがいつでも出歩かれるようです。若葉が茂る境内や山門に続く登り道は苔むし、射し込んだ光の反射が、何とも言えないくらい美しい。お庭や本堂と掃除が行き届き、気持ちの良い名刹です。五月この時期には本堂前の「のと霧島ツツジ」が見事です。観光御朱印ではないので、御住職不在では御朱印はいただけませんが、お願いしてみても良いかと思います。御題目の南無妙法蓮華経を独特の文字の流れも美しいです。
苔が綺麗な宗門史跡。見応え有り。
名前 |
日蓮宗宗門史跡 常在山本土寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0767-72-2235 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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