山口県・百谷窯跡、歴史への道。
百谷窯跡の特徴
百谷窯跡への道は整備されていますが、急坂に気を付けるべきです。
芝桜やヘルメットを被ったお地蔵さんを見ながらの散策が楽しめます。
周防下郷駅から近いですが、窯跡までは少し歩く距離があります。
芝桜→ヘルメットを被ったお地蔵さん→そこそこ急な斜面を3分程度登った先に窯跡。それ以外には特に何もありません。
周防下郷駅から歩いて近い所にあるけれども、然し、百谷遺跡の看板が出てから、そこからの道のりが長かったです。近くなると、山を登らないといけないので少しハードでした。だけど、登りきれば、こんな立派な遺跡を見れますので、頑張って登りきったかいがありました。百谷遺跡は、平安時代の窯を特徴づける窯跡として貴重です。この一帯には100基以上の窯が埋もれていると推測され、県内では最大の広がりを持つ須恵器の生産地であったと推定されています。この地域で陶器が多く生産された理由は、付近の山に質のよい粘土が豊富な事が挙げられています。山口盆地の南側、黒河内(くろこうち)の山の斜面を利用している事等も、この辺りの窯跡の特徴だそうです。多くの窯に伴って、多くの技術者集団(陶部、すえつくりべ)も居た事も推測されています。
百谷窯跡は、山口県指定史跡に指定されています。平安時代の9世紀後半に須恵器を生産していました。この窯は、谷底から約20m上の斜面に築かれていて、谷からの風を受けて火を燃やす登り窯です。奈良時代から平安時代前期には、山口市小郡東津から陶一帯に須恵器を焼いた窯が分布していました。なお、山一つ隔てた南東約1kmのところには、国指定史跡「陶陶窯跡」があります。
名前 |
百谷窯跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
http://bunkazai.pref.yamaguchi.lg.jp/bunkazai/detail.asp?mid=10048&pid=bl |
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ

道は綺麗に整備されてますが最後急坂は気をつけてください。階段ありません。特に下りは注意です。