本居宣長の居宅跡、静寂の松が佇む。
本居宣長旧宅跡地の特徴
国指定の特別史跡に登録された、本居宣長の旧宅跡です。
松阪城内に移築された旧宅の敷地と松が静かに佇んでいます。
本居宣長の鈴屋があった場所を訪れることができます。
国指定史跡2023年9月中旬、松坂城周辺探訪の際に寄りました。江戸時代当時の街の中心部にあります。説明板によると——————————————————————近世を代表する国学者本居宣長(1730~1801)が、12歳から72歳で生涯を閉じるまでの60年間を過ごした場所である。宣長はここで医者を開業する傍ら、日本の古典を研究し、『古事記伝』や『源氏物語玉の小櫛』など78種206冊に及ぶ著述を成し、また全国五百余名の門人を指導した。いわばこの地は、近世国学が大成された記念すべき場所である。宣長の住んだ居宅は、明治42年に保存と公開のために松阪公園へ移築され、宣長の書斎の名前である「鈴屋」の名称で今も親しまれている。現在、宅跡に礎石とともに残る家は、宣長の長男春庭の旧宅と本居家の土蔵である。この2つの建物も昭和42年に特別史跡に追加指定され、往時の姿を今にとどめている。松阪市教育委員会——————————————————————こちらに寄ったあと松坂城内にある建物見学したことで理解が深まりました。
明治時代に大火から守るため、地元の方が松坂上内に旧宅を移築。その跡地です。
医者であり古事記を研究し古事記研究の集大成の古事記伝を著した本居宣長の旧宅です。洋食屋牛銀さんに行く途中に見つけました。
邸宅は松阪城趾内に移築されて、石碑などが遺るだけです。
このコインパーキングのような狭い住居跡が、なんと国指定の特別史跡になっています。実際の建物は松坂城跡に移築されてありませんが、奥の方に長男春庭の旧宅と土蔵がありますが、見学は出来ません。入口には当時の松が今でも残っています。
松坂城跡のほうに鈴屋は移設されたため、こちらには石碑以外は何も無いです!w本居宣長のオーラを感じ取ってください(?)
本居宣長の鈴屋があった場所です。井戸と庭木だけがひっそりと残っています。建物は松坂城内に移築保存されています。
本居宣長も愛した松が静かに佇んでいます。
ただの空き地ですが、現在松坂城址に移築されている本居宣長の居宅があった場所です。本居宣長が愛でたという松が残っています。
名前 |
本居宣長旧宅跡地 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/culture-info/motoorinorinagakyutaku.html |
評価 |
3.7 |
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以前、本居宣長の記念館に再現された自宅を見たこともあり、跡地にも訪問させていただきました。跡地なので無料です。跡地の奥には蔵と息子さんが住んでいたらしい建物が残っています。