国宝北円堂で歴史に触れる。
興福寺北円堂の特徴
国宝の名を持つ美しい六角形のお堂、特別公開での訪問は絶対おすすめです。
鎌倉時代再建の北円堂では、運慶作の弥勒如来坐像などの国宝を拝観できます。
特別拝観最終日(4月20~5月6日)に訪れました。運慶による仏像は何度拝見しても圧巻の一言で時間を忘れます。特に四天王や「世観」像は一見の価値あり。期間限定なのがもどかしいですが、仏像好きなら是非とも足を運んで見てください。
度重なる戦火にあった興福寺伽藍の中では最古の建物だそうです。国宝のの建物に同じく国宝の弥勒如来坐像、無著世親菩薩立像、木造乾漆造四天王立像が収められてます。期間限定開扉で豪華に国宝が並べられていました。それ以外のシーズンは如来以外は通常は国宝館に納められているのでしょうか。
興福寺の中で西の端に位置しているので平城京を見渡すとても良い場所にあったそうです。1180年(治承4年)の被災後、1210年(承元4年)頃に再建されたそうです。創建当初の姿をよく残しており三重塔と共に興福寺の中では最古の建物の一つらしいです。この北円堂は実は国宝なんですね。そう言われると立ち姿が美しく感じてしまうのは国宝という暗示だけではない気がします。
普段は開帳もしておらず通り過ぎるだけの北円堂ですが、南円堂と対になるように建てられており、日本に現存する八角円堂のうちもっとも美しいと言われているそうです。夜間特別公開は21年振りとのことで最終日に行ってきました。(昼間の公開は春などにもやっているようです)もの凄く間近で木造の弥勒如来などの力強く美しい姿を拝観できて、とても印象的で感銘を受けました。
国宝です。日本の八角円堂の中でも最も美しいと言われています。本当にそう思います。現在の建物は鎌倉時代に再建されたものだそうですが、創建当時の姿をよく残しているとのことです。いつもは柵の外からしか拝見出来ないのですが、春と秋には特別開扉が行われます。その時、堂内の素晴らしい仏像の数々を拝することが出来ます。運慶一門による仏像には、震えが来るほど感動します。中でも、私は無著像が大好きなんです。お堂に入ると、皆さん静かに見入っています。静寂が心地いいです。令和5年4月22日、春季公開初日に訪問。一瞬、係の方と私しかいない時があって、本当にじっくりと拝見出来ました。涙が出てくるほど感動しました。北円堂の近くでは、八重桜が美しく咲いていました。
藤原不比等の菩提を弔う為に建てられた北円堂。
公開しているタイミングでガイドの友人といきました。仏像は知識がなくてもみてるだけで有難いのですが、ガイドしてもらうと見え方も変わるしこれまでの歴史を感じたりしながらで何倍も楽しめました。
通常は一般公開されていない様です。南円堂と対をなしていますが派手さは無いですが、落ち着きがあって良いのですが、新設された中尊堂は見事な朱色過ぎていて華やかだけど何か違う気がします。
国宝です。日本に残る八角堂で最も美しいとされているそうです。奈良時代、興福寺を創建した藤原不比等の一周忌供養に建てられたとのこと。春と秋に特別開扉され、ご本尊の弥勒如来坐像(国宝)をはじめ、無著・世親菩薩立像、四天王立像(国宝)に逢うことができます。あの運慶一門による仏様です。お堂のなかに初めて足を踏み入れた時、非常に深い感銘をうけました。何度でも訪れたくなる場所のひとつです。
名前 |
興福寺北円堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-22-7755 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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国宝な六角形のお堂。中に国宝の仏像が納められているからか、かなり距離が遠いです。もう少し近くで見られたら、人気もでるのかな。