黒島の十字架が映す、金文字文化の交わり。
黒島カトリック共同墓地の特徴
和型の墓石とカトリック特有の十字架が共存する場所です。
黒島天主堂建設に寄与したマルマン神父の墓地があります。
長崎独特の金文字文化が見られる貴重なスポットです。
黒島天主堂建設に貢献したマルマン神父の墓がある。
フランス人のマルマン神父は黒島くろしま天主堂を建てる際、天主堂近くの名切なきり地区にカトリックの共同墓地を作る。それから100年以上が経過した今、墓地にはたくさんの十字架付きの墓碑が狭い間隔でずらりと並んでいる。その光景は黒島がカトリックの島であることを力強く印象づける。背の低い蒲鉾かまぼこ形の墓石は、土葬で埋葬されていることを示している(黒島は今でも土葬が許可されている数少ない特区)。新しいお墓はどれも似た形の納骨タイプのお墓で、墓碑の前にはマリア像が飾られている。そしてもう一つの特徴は、墓石が黒島特産の御影石みかげいし(花崗岩かこうがん)だということ。墓地の中程にあるマルマン神父の立派なお墓も御影石でつくられている。
名前 |
黒島カトリック共同墓地 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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和型の墓石の上にカトリックのお墓特有の十字架、更に長崎のお墓特有の金文字文化の交わりが目に見える場所です。