中世日本建築の究極体験。
浄土寺本堂の特徴
尾道浄土寺の国宝本堂は、建物全体が国宝に認定されています。
中世日本建築の頂点を体現する、妥協なしの職人魂を感じられます。
嘉暦2年(1327年)に建立された歴史ある寺院で、訪れる価値があります。
これも原爆の大きな後遺症のひとつかも知れないが、広島県内には国宝建造物が少ない。そうした中でも、こちら浄土寺には本堂、多宝搭と二棟の国宝が大切に保存されている。車で行くと駐車場🅿️手前に、ちょっとスリリングな狭路が立ちはだかり、寺院の敷地に一歩入ると、ヒッチコックの「鳥」を連想させる鳩の出迎えを受ける。尾道は大変良い街です😊
尾道浄土寺は京都清水寺と並んで建物だけでなく敷地全体が国宝に認定されているお寺さんです❗
国宝の本堂は大変素晴らしかったです。
◎中世日本建築の頂点⚫︎日本建築の美の極致を体現⚫︎妥協無しの職人魂の結晶だ!◎国宝です。⚫︎14世紀の建築が完璧に現存⚫︎宮大工棟梁「松浦昭次」絶賛「日本で一番美しい木造建築物」「軒反りが完璧」「美しさと力強さが絶妙に調和」・氏によると瀬戸内に傑作が多いらしい。⚫︎東大寺の大工が建てました。・当時の日本最高の技術者が建築。・職人: 藤原友国、藤原国貞⚫︎総檜造の最高級用材を使用・当初材残存率は国内随一◎軒反り(のきぞり)に注目⚫︎屋根が端に近づくにしたがい緩やかに反っていく。⚫︎大工の知恵と技術が一番詰まってるいる部分。⚫︎木を組んで美しい曲線を出すには超絶技術が必要。⚫︎大工の世界の言葉「雀と大工は軒で泣く」◎土壁に注目⚫︎木木舞(きこまい)が二重の丁寧な仕事⚫︎木木舞とは土壁を作るのに壁にはめ込む建築材⚫︎木木舞の上に土を塗り土壁を作る。⚫︎土づくりに1〜2年(土にワラを入れて土を発酵させる)⚫︎さらに1〜2年かけて土を重ね塗りする。(土を塗ったら乾くまでま待ち重ね塗りする。)⚫︎土壁は粘りがあり地震に強い。(筋違よりも土壁の方が強度が強い説)⚫︎土壁は湿度調整もしてくれる。(湿度が高いと水分を吸収してくれる。)◎マニア注目の「なまず垂木」⚫︎超贅沢な垂木(たるき)⚫︎向拝部分に使われている垂木がなまずのように曲がっている。⚫︎太い木材から曲がった形の木材をわざわざ切り出す。(真っ直ぐなら2本できるのに1本しか作らない贅沢)⚫︎向拝: 屋根の中央が前方に張り出した部分。⚫︎垂木: 屋根板を支えるための軒下の木。⚫︎美しさのためなら妥協はしない。
2012/10/7来訪。重要文化財 国宝で嘉暦2年(1327年)建立。本堂本尊は木造十一面観音立像で平安後期の作。「身代わり観音」とも呼ばれる秘仏。
住職の、親切さも、素晴らしい❗
いいところです😃かなり古いです😃
浄土寺の本堂は嘉暦2年(1327)の建立されたそうで国宝に指定されています。内陣の仏壇上には秘仏とされる本尊十一面観音立像を安置する厨子を置いているそうです。
名前 |
浄土寺本堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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時々の散歩のコースです。国宝や重文の建物は趣があり、好きなお寺の一つです。