国宝不動堂の美しき屋根。
不動堂の特徴
壇上伽藍最古の国宝の御堂で、歴史を感じます。
桧皮葺の美しい屋根は、圧倒的な存在感を放っています。
弘法大師が始めた真言宗の本山として、特別な雰囲気があります。
2025/6/21 初訪問。お堂の中はとても涼しくて快適でした。拝観料は必要ですが、それ以上の価値がありますよ‼️外観の朱色がカメラでは表せない美しさです。
他の建物と何が違うのか素人目には分からないが、こちらは国宝だそです。
壇上伽藍は、再建を何度も繰り返して現在に至るという建物が多いため、古い建物はそれほどありません。その中であって、最も古い建物がここ、不動堂でしょう。14世紀前半の再建とのことであり、かなり古いようです。木造建築は、火災の危険がいつも付きまとっているので、500年以上古い建物は、国内探してもあまりありません。そういう意味では、700年以上とされるこの建物は、国宝に値するといっても過言ではないと思います。
以下引用。言い伝えによれば建久八年(1197) 鳥羽天皇の皇女院の御願により行勝上人がこの堂を建てたということである。鎌倉時代の和様建築であって、それ以前の住宅建築の 様式を仏堂建築に応用したものである。正確な建築年代は不明であるが、 仏壇の勾欄や羽 目板の格狭間の形などから、鎌倉時代後期と考えられる。内陣の後に仏壇があり、来迎柱の間に板壁をつける。 屋根の勾配のゆるい桧皮葺で、平安時代の寝殿造の面影をのこす。
壇上伽藍最古の現存建造物、元は今の場所とは違うところにあったらしく、火災の難から逃れて、今に伝えられているそうです外見はお堂というより住宅風の建物ですね、縋破風の屋根が美しい。
壇上伽藍に有る国宝のお堂です。秋の晴れた日の日差しと紅葉のコントラストが素晴らしかったです。
桧皮葺ならではの美しい屋根を見ただけ別格だと分かる御堂なのですが移築された現在の場所が他の御堂と反対側のため見逃されがちです。運慶作の国宝の八大童子像が安置されていた御堂ですが像は霊宝館へ移されています。常設展示では無く年に数回のみの公開です。
弘法大師様のはじめた真言宗の本山。伽藍配置は見事の一言。金剛峰寺や奥の院と伴に宿坊に泊まって楽しみたいところです。
不動堂(ふどうどう)建久8年(1197年)、鳥羽上皇の皇女である八條女院(はちじょうにょいん)内親王というお方が発願され、行勝(ぎょうしょう)上人によって建立されたm(_ _)m
名前 |
不動堂 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0736-56-2011 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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高野山では不動堂と金剛三昧院の多宝塔が国宝指定の建造物です。