フランス山の歴史感じる風車。
フランス山の風車の特徴
オレンジ色の羽が特徴の風車は魅力的な景観を提供します。
フェリス女学院の風車を参考にした歴史深いモニュメントです。
港の見える丘公園横で昔の横浜を感じる絶好のスポットです。
特に見るべきものはないのですが、結構急な階段を上った先にあるということで少し達成感がありました。しかしたいていの方は、その先にある港の見える丘公園が目的でしょうから、ほぼ通り過ぎるようです。
1900年5月、米国の横浜総領事として来日したベローズは横浜に2つの揚水風車があったと本国に報告しており、それがフランス領事館とフェリスの風車ではないかと想像します。フェリスの方はハラディ型ですが、1893年のシカゴ万博を訪れたフランス視察団はエクリプス型に近いタイプの風車がよほど気になったようで、その機構の細かなスケッチを残しています。エクリプス型の特徴は横に突き出た「側翼」、一方ハラディ型は回転翼の開閉によって、揚水ポンプの動きを自己制御します。当時どちらも木製の翼でした。再現とは言えないまでも、21世紀のモニュメント風車は19世紀に一世風靡したエクリプス型を継承しています。
ジブリ映画に出てきそうな風車当時を再現した風車ですので現物そのものではございませんフェリス女学院に残存してた風車から再現しておりすようでフランス山道中でここを過ぎると横浜米軍墜落事故の犠牲者の銅像があります。
領事館まで井戸水を汲み上げるために作られた風車ですが実際の風車は資料があまり残っておらず、近所で同じように使われていたフェリス女学院の風車などを参考にして再建したそうです。明治42年頃までは実際に風車で井戸水を汲み上げていたそうです。
風車は再現していますが、煉瓦土台は使われていません。水事情を考えると、今の雙葉やフェリスの高さではなくこの高さに領事館建てたのには納得します。
フランス領事館の風車はあったことは分かっていますが、どんな形をしていたかは不明でフェリス女学院などの風車を参考に今のモニュメントを造ったそうです。
歴史を感じますね。
港の見える丘公園のフランス山地区の旧フランス領事館横にある。井戸水を汲み上げる為に造られたそう。日本が開国した頃の、歴史の足跡の一つ。
港の見える丘公園からの下り坂ベスト。
名前 |
フランス山の風車 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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オレンジ色の羽が風でくるくる回る風車です。元町中華街方面から登ってくると目印になります。