蔵王山の板碑が魅力!
近くの農家さん所有のお堂です。中には約10cm位の阿弥陀如来立像がおいでなされます。七北川と梅田川はよく氾濫をしたといわれています。今の七北川と梅田川はあきらかに人工的に流れを変更した形跡があります。七北川は河口にむけてまっすぐになっています。そして、梅田川は直接に七北川に流入せずに、蛇行させて流れを遅くさせてから七北川に注ぎます。明確な記録はないのですが、七北川と広瀬川は流れを変えたと思われる記述を郷土史に見かけます。しかし、当たり前のことは歴史に記述されにくくこの工事も詳細には分かりません。貞山堀の例のように、、七北川はもっと南側を流れていて河川変更後には赤沼と大沼が残ったようです。そして、七北川と広瀬川の間には広大な水田ができています。この構想を計画した人のすばらしさに敬服するばかりです。このお堂はこの河川工事の始点を示すかのように建っています。所有する農家さんは七北田川があまりにも暴れるので鎮まるように建てたとおもうと話していました。庚申塔や馬頭観音、蔵王山、湯殿山といろいろあり、それらは七北川が氾濫するたびにふえていったというのです。きっと、藁をもすがる思いでいろいろと祭ったのでしょうね。
名前 |
阿弥陀如来堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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宮城野区福室に鎮座する阿弥陀如来堂ですこじんまりしたお堂ですが蔵王山の板碑が一際目を惹きますお正月にお参りしたら引き戸が開いていたので良いタイミングでした。