富士山信仰、御師の家で学ぶ。
御師 旧外川家住宅の特徴
富士山信仰を支えた旧外川家の宿坊、重要な文化財です。
富士講について学べる資料館として訪問者に深い理解を提供します。
昔の資料がしっかり保存されていて、学びの場として最適です。
一軒しか残っていない貴重な富士御師の家。アスファルト駐車場、小さなカフェと最新トイレが隣にある。入場料100円なのにボランティアガイドも付いてお得です。ガイドの話もポイントを押さえて聞きやすいです。室内の説明紙?は手作り感があって逆に読みやすかったですオススメします。
富士山信仰の歴史を知る上でとても重要な文化の一つ、御師。現存する貴重な御師宿坊に入れて資料や衣類を見ることが出来るのに、たった200円でした。
富士吉田の御師は富士山を神体として信仰する登山者の人達の世話を行ない富士御師として呼ばれ住居を宿坊として提供しており御師の家と言います。240年あまりの歴史があり家の中の一間には富士山の浅間神社の御神前の間 富士山の神様と夫神様、父神様の大山祇神などが置かれています。柱や廊下も昔のままで特にお風呂場の天井なども凄い造りです。浅間神社は何ヶ所か見学しましたが ここは絶対に見学する場所ですね。スタッフさんも対応が良く色々な話を聞くことが出来ました。
富士山レーダードーム館で三館入場券を購入し、こちらの入場券も付いていたので立ち寄ってみました。車はすぐ近くの御師町お休み処の前に停めることができます。個人の家ではありますが、夏の登拝シーズンには富士講の信仰者を迎え入れて宿坊として利用されていました。多いときには100人もの人が利用することもあったそうです。
富士山信仰を支えた旧外川家の宿坊。床の間や縁側、たたみなど昔からの日本家屋の構造が当時のまま保存されている。
富士山信仰に興味がある方は、ぜひ訪問してください。富士講の人々がどんな登山をしたのか、理解できると思います。何を質問しても丁寧に答えてくださって、勉強になりました。
富士山登山の玄関口である吉田口にて富士山登拝する人々(富士道者)と富士山を取り持つ人々の事を「御師(おし)」とよび、彼らは道者に宿坊を提供していた。下吉田駅から真っ直ぐ進むと真ん前に富士山がそびえるという道路の両脇には、かつて多くの御師の運営する宿坊が軒を連ねていて、旧外川家宿坊は往時の姿をほぼ完全な形で遺されている。富士吉田市内にあるユネスコ世界遺産の一つである。屋内では案内人の方(おそらく外川家の方)が御師の歴史から富士吉田市の成り立ちや特性、北口本宮浅間神社について説明してくれた。特に富士吉田市が富士山噴火の溶岩の上に形成された街であり、その為水捌けが良すぎ、昔から水の確保が大変な土地である事は興味深いお話であった。
世界文化遺産としての富士山を勉強するのにとても良い有形文化財であり資料館。「御師」という言葉、そしてそれが宗教家であること、またそれが施設名として使われる時は富士山詣をする前の宿泊施設であったことを教えてくれます。賑わっていた当時のまま残されていることに感謝です。
入館したところから説明を伺うことができ、富士講について勉強になりました。富士急ハイランドそばの世界遺産センターと合わせていくとさらに良いと思います。
| 名前 |
御師 旧外川家住宅 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0555-22-1101 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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以前、Eテレの古カフェで此方の近くの御師の家が取り上げられ、御師という存在を知り今回其方のカフェに行ってみようとTELした所、現在は予約のみ、との事でしたので諦め、此方に来てみました。此方は御師の住宅の見学のみですが、その昔霊峰富士山への参拝の案内役として多くの御師が活躍していた事が伺い知れ、中々面白かったです。隣には広い無料駐車場の有る御師町のお休み処が有り、そちらに車を止める事が出来ます。