歴史を感じる旧香港上海銀行。
旧香港上海銀行 長崎支店 記念館の特徴
1892年開設のHSBC旧長崎支店、歴史を感じる立派な建物です。
重厚なカウンターや歴史資料が展示され、魅力的な空間を提供しています。
無料入場の1階で訪れる価値あり、長崎の近代史を学べる貴重な場所です。
旧香港上海銀行長崎支店ですが、外観もとてもシックで立派な建物です。時間がなく見学はできませんでしたが大浦地域の重要施設です。写真には旧香港上海銀行長崎支店前の夜に撮影した長崎港と稲佐山を貼付します。キレイでしたよ。
HSBCの旧長崎支店、神戸以西で唯一の海外銀行の支店。やっぱり長崎ってすげぇんだなあって。
海外への窓口として長崎が輝いていた頃の残照。それでも美しく毅然とした今の姿にこの街の財産である事を実感する。先人の贈り物に感謝するばかり。
HSBCの口座を持っている私としては、過去に長崎支店があった事が嬉しいです。古い建物ですが、何度も手直しして、時にはコンサート会場、時には展示会会場として大切に使われています。
香港上海銀行長崎支店は1892年に開設、1904年に竣工。建物は建築家の下田菊太郎が設計し矢田鉄三施工。スコットランド人のトーマス・サザーランドにより香港に創設。構造はレンガ造(一部石造)3階建・小屋組および床組木造建築で銀行建築らしく、ネオクラシシズム様式で一部に五島石が使われている。1階部分はアーチが連続するアーケード。2・3階部分はコリント様式の円柱が施され、その上に三角破風の屋根を載せられ下田さんが提唱した帝冠併合式が垣間見れる。帝国ホテルの当初にデザインした様式が入っているらしい。下田さんは角館の出身、東大。香港上海の栄華を知ると少し怖いイメージがあったものの、弘前の青森銀行も素晴らしい創りだったので、こちらも歴史が好きな方にはオススメです。
長崎の近代史に欠かせない建物だと思います。石造りで、原爆の影響もなかったのですね。HSBC長崎支店のあった時代、目の前が貿易港で業務のほとんどは外国為替と両替だったのでしょうか。当時の銀行業務の展示があればと思いました。
平日の午前に伺ったのでとても空いていました。ちゃんぽんや唐人屋敷に比べれば、それほどにクローズアップされることのない、中国近代史と長崎の関わりを学べます。簡潔な展示なので30分程度ですべて見れると思います。香港上海銀行の美しい建築も見応えがあります。
香港上海銀行は、開港して間もない幕末の長崎に代理店を置いて活動を始め、明治25年(1892)に長崎支店を開設しました。明治37年(1904)に香港上海銀行長崎支店の新社屋として竣工。設計には下田菊太郎が携わり、現存する唯一の遺構で長崎市内の石造り洋館としても最大級のもの。国指定重要文化財。当時神戸以西唯一の外国銀行、在留外国人や貿易商を取引先として外国為替やロンドン・上海・香港における外貨売買を主要業務とした特殊為替銀行だった。昭和6年(1931)に長崎支店が閉鎖。以降、長崎市歴史民俗資料館として利用された。平成8年(1996)10月に「長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館」として開館。平成26年(2014)4月には「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」を併設リニューアルオープン。
素敵な建物でしたが興味あるなしで好みわかれるかな。展示も私は面白かったけど興味ない人は退屈だと思います。
| 名前 |
旧香港上海銀行 長崎支店 記念館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
095-827-8746 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4−27 長崎市旧香港上海銀行記念館 |
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旧香港上海銀行 長崎支店 記念館を訪れ、目的だった弱虫ペダルのマンホールカードを無事に受け取りました。それだけでなく、岩崎弥太郎による長崎の造船事業の歴史や、梅屋庄吉と孫文の交流など、知らなかったことを多く学べる貴重な時間となりました。館内は当時の雰囲気が感じられる美しい建築で、長崎の歴史に触れるのにとても良い場所です。歴史好きな方はもちろん、マンホールカードを集めている方にもおすすめです!