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この社殿は玉城村宇百名の拝所「ザズンの殿」です。古くは「ヂャチュンの殿」「茶屯之殿」とも書かれました。殿は御嶽に鎮座する祖先神を村落内にお招きしておもてかしをする祀りの場所です。昔から毎年旧暦 二日 三月麦のウマチー(穂祭)で 五月 六月の稲のウマチー(穂祭)に玉城ノロの主催主宰人で村人がうちそろって盛大な祭祀を催し、村建ての神様に感謝をささげ、農作物の豊作を祈願しました。社殿には火ヌ神が祀ってあります。この火ヌ神から各家庭に火種を分ける行事も行われたといわれます。大正・昭和時代になると、国の 一村 一社の方針で、殿はお宮とか郷社とか呼ばれるようになりましたが、おしくも去る大戦で破壊されてしまいました。現在の殿社は、百名区民の心を 一つに結ぶ聖地(シンボル)として大事に崇め区民の文化財として未永く受け継がれることを願って復元されたものです。一九九四年(平成六年)七月復元-碑文より-