黒砂糖の守護神、奄美の歴史。
開饒神社の特徴
開饒神社は黒糖の守護神を祀る場所です。
直川智翁が製糖法を伝えた歴史的神社です。
奄美の基幹産業に深く関わる神社です。
開饒神社ヒラトミジンジャ祭神直川智翁(スナオカワチオキナ)直川智すなおかわち翁は慶長年間中国(福建省)から甘蔗(砂糖黍)苗を密かに持ち帰り屋喜内間切大和浜(大島群大和村)西浜原に日本で初めて製糖法を伝えて黒糖百斤を作ったとされる奄美の基幹産業である大島紬と並ぶ黒砂糖の守護神としてその御神徳を称えられ当社が建立されたという2023年7月10日 参詣。
奄美の観光案内によく見られる神社ですので参拝するのを楽しみにしてました~♪観光案内によりますと、約400年前に直川智翁という方が黒糖の精製技術を中国から持ち帰って、その後の奄美の製糖業の発展の祖となり、これを祀ったのがこの開饒神社だそうです!社殿は南国らしくコンクリ製の流造りで千木は外削ぎ鰹木は5個、地理の問題かと思いますが西向きとなっています。さすが観光ポイントだけあって、社殿や境内はキレイに整えられており、奄美の製糖発展の祖に対する崇敬の程が伺えます!
| 名前 |
開饒神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0997-57-2111 |
| HP |
https://www.kagojinjacho.or.jp/shrine-search/area-ooshima/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E6%9D%91/1114/ |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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2023年10月30日に参拝しました。日本でサトウキビが栽培されるようになった由縁を知るためには、大切な神社です。社名と同じ「ひらとみ祭り」が例年行われているそうです。神社が建立されたのは、明治15年1882年です。奄美にサトウキビの苗をもたらした直川智翁(すなおがわちおう)を祀った神社です。彼が、慶長10年1605年前後に琉球へ渡る途中、暴風のため中国福建省に漂着したそうです。その後、その地で2年余り滞在し、サトウキビ栽培の仕方を身に着けたと云います。中国では、国禁とされたサトウキビの苗を持ち出して日本へ持ち帰りました。現在の大和村戸円磯平に植栽したことから、奄美全域にサトウキビ栽培が広がっていったそうです。