健児の塔で心静かに祈る。
沖縄師範健児之塔の特徴
沖縄戦で学徒動員された生徒が祀られている場所です。
鉄血勤皇隊が追い込まれた歴史の深いスポットです。
普段は訪れない静かな場所で心に響く体験ができます。
まだ未来や希望のあった若い子達が、戦争の犠牲になってしまった、儚く哀しい塔です。是非、手をあわせて下さい。
沖縄戦最後の激戦エリアで鉄血勤皇隊が平和の像の裏にある壕に追い込まれ、斬り込み突撃や手榴弾での自決、米軍の火炎放射で多くの若者が亡くなった場所です。車でのアクセスですが、標識や看板に従って到着した健児の塔に近い駐車場のような場所は私有地のため駐車出来ません。地権者の方に指摘されて知りました。平和祈念公園の摩文仁の丘から階段で降りてくるルートもありますがかなりハードなので、その私有地に向かう直前の十字路を西方向に右折すると道幅が広くなっているので端に路駐させてもらいました。
バス停健児の塔入口から南方面に進んだ健児の塔入口、又は平和記念公園から各都道府県の塔方面より第32軍司令部壕を通って階段を降りて行くと辿り着きます。
普段なかなか脚が向く方は少ないでしょうが、静かな歴史あるスポットもたまにはのんびり歩いてみるのも良いのではないでしょうか。
師範の方々が祀られている健児之塔。是非行っていただきたいのが、手前にある南冥の塔。こちらは多くの一般人が祀られているところ。お参りに来られたお婆さんの掃除の手伝い🧹をさせて頂き、お聞きしました。
この場所がどういう場所か知らずに訪れてしまいました。碑の裏側の半地下になった窪みの所はあまりにも暗く、今まで見たこともないような漆黒の闇がありました。帰ってから調べて、鉄血勤皇隊という少年兵部隊があったこと、あの場所が勤皇隊自決の場だったことを知りました。私が訪れたときは誰も人が居らず、寂しい雰囲気でした。今思うとあんな寂しいところで佇んでいるのが何となく可哀想に感じてしまいます。皆に訪れてあげて欲しい場所です。そして忘れないであげて欲しいです。
沖縄戦で学徒動員された沖縄師範学校と教師が祀られている。
ひめゆりの塔には多くの観光客が溢れていますが、ここを訪れる人は殆どいません。沖縄戦に志願して、散華された師範学校の若者たちの史実を知るためにも、日本人だったらぜひ訪れて頂きたい場所。近くの民有地に車を停めることができます。摩文仁の丘から歩くより近い距離で、階段を下りていくと慰霊碑がいくつか静かにたたずんでいます。
道中、少し大変だが、一度は訪れたい場所です。
名前 |
沖縄師範健児之塔 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
HP |
https://heiwa-irei-okinawa.jp/ireitouhi/okinawashihankenjinotou/ |
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

沖縄を訪れるたびに焼香させていただいています。他の人も書かれておりましたがひめゆりの塔の盛況に比べここはいつも私一人です。水洗トイレも完備され各部隊の碑も近隣にたくさんあります。以前は坂の入り口の建物が土産物屋であり駐車が可能でしたが閉店して20年くらいになると思いますが私有地であるため駐車スペースがほとんどなくバス等も入れません。しかし、海岸線に向かって坂道の中には水くみ場や、当時をしのぶ遺跡が数多くあります。沖縄に行かれる際にはぜひご覧ください。