五僧峠を巡る歴史探訪。
五僧峠(島津越え)の特徴
五僧峠は美濃の時山から由来し、歴史を感じる場所です。
駐車場が広く、一般路ではない特別なアクセスがあります。
岐阜県側の林道は綺麗に舗装されていますが、落石には注意が必要です。
美濃の時山から五人の僧が移り住んで!なる〜。時山に向かう道中に見つけました。詳しく書かれている看板があるので助かります。石碑もあり。
なかなかの峠道でした。愛知から霊仙山登山をするためこの場所を越えました。開通碑を見ると意外と最近だなぁと思いました。ここにはほんと山の中、トイレ駐車場などは無く準備は必要です。ただ冒険心はかなりくすぐられます。
時山から岐阜県側勾配きついが五僧峠下り程なくT字路を矢印右側あったので、迷わす降って行った!間違えた!後で確認したら、左側が時山多賀線だった。(泣)!又行くか!だが河内風穴に向かう道も芹川に沿って気持ちよく走れた。この時期だからな風穴手前でザブ〜ンと冷たいが気持ち良い!
保月の集落から五僧峠まで通行止めで通れない。杉集落から保月の間の通れる道でも落石が非常に多いので、かなり注意が必要です。
滋賀県側に広い駐車場あり。
もちろん一般路ではありません。冬季は通行止めになります。大垣市上石津から、滋賀県多賀を結ぶ間道です。国道21号の関ヶ原を北端に国道1号の鈴鹿峠まで三重と滋賀を横断出来るのは現在306号の鞍掛越え、421号の石槫峠、鈴鹿スカイラインの武平峠の3線デス。(安楽峠は厳しい)どれも険しい谷を観ながらの道で、100年以上昔ならば、人馬にとってこの道は難易度的に楽な方だっただろうし、琵琶湖と員弁地区を結ぶ最短路になる。現在はオフロードコースと考えたうえで通行した方が良い。廃村が点在して、道脇の雑草も多く、この先さらに街道の面影を無くしそうである。しかし、決して杣道ではなく、かつての重要な間道であったのです。
岐阜県上石津町側から険道139号線入って頂上辺りの画像です、1枚だけ滋賀県側に降りきった権現谷林道との合流部の画像があります。頂上から滋賀県側(権現谷林道、アサハギ林道)は落石がかなりありました、ちなみに自分が通ったのは2020年の8月頃です。険道好きの方なら楽しいかも?(笑)
廃村と神社巡りの途中で。今度はここから山を登って見ようかな。
県道をたどっていくといつの間にか五僧峠に。岐阜県側の舗装はかなりコンディションよいです。滋賀側は舗装はきれいなのですがいなり寿司〜赤ちゃんの頭くらいの落石があたらこちらに散らかってます。タイヤ運びに気をつけて走行してください。
| 名前 |
五僧峠(島津越え) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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岐阜県と滋賀県の県境でもあるこの地は「島津越え」とも呼ばれる関ヶ原合戦に敗れた島津義弘の一行が密かにここを通り、甲賀を経て境浦から船で薩摩に帰ったことでも知られるそして、かつてここには「五僧集落」が存在し炭焼きを主な生業をする10数軒の民家があったのだが、製炭業の需要が少なくなり昭和50年頃に完全な廃村となった。