古代の王の墓、歴史を感じて。
島内地下式横穴墓群第139号墓の特徴
西暦5世紀末から6世紀初頭に造られた貴重な横穴墓です。
墳丘がない独特な形状が特徴的な古墳です。
ヤマト王権との繋がりが感じられる大王クラスの墓です。
古代の、墓がそのまま残っている。それも古墳時代のものが。それも、南九州独特の墓です。
| 名前 |
島内地下式横穴墓群第139号墓 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0984-35-2268 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
|
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この横穴墓は西暦5世紀末〜6世紀初頭(古墳時代中期〜後期)に造られた普通の古墳の様な墳丘が無い、当時のこの周辺を治めていたと思われるヤマト王権と強い繋がりがあった大王クラスの墓です。平成26年から調査され、出土品は国の重要文化財になんと1029点が指定された凄い横穴墓(古墳)です。この横穴墓は発掘当時、未盗掘でしかも、土に埋もれずに羨道から玄室内まで完全な状態(空間)の中で副葬品などが大量に発見、出土した事です!個人的に凄い出土品は銀象嵌龍文太刀で、全長98.6cmの太刀には龍の象嵌が彫られており、これは熊本県の江田船山古墳から出土した国宝の銀象嵌太刀(魚や鳥の象嵌)に極似していてヤマト政権から下腸されたものとも考えられます。他にも箱付きの銅鏡や大量の鏃、甲冑のセット、装飾馬具など、他の地域の大型前方後円墳から出土する副葬品と同等以上のお宝が出土しています。えびの市歴史資料館に行けば、出土品の現物が展示してあり貴重な当時の副葬品を見る事が出来ます。とにかく、個人的に凄過ぎる横穴墓でした。古墳好き、古代史好きの方なら、絶対お勧めの横穴墓群と歴史資料館です!