改修中の名刹、未来の美術館。
昨年、立ち寄った小さな美術館で水彩画を中心とした展示を見せていただいた。その中に田舎の古寺を描いた水彩画があった。淡い緑のなかにどっしりとした重量感があり、歴史を感じさせる御堂の画だつた。(写真あり)その水彩画の題材がこの正教寺の本堂であった。作者がそのご住職の御母堂様で、本堂は熊本の震災で崩れ落ち、その再建資金を集めるために、展示会を開いているらしい。倒壊現場を見せていただいた。倒壊した廃木の塊。それを支える石垣はあちこち崩落している。物凄いエネルギーで壊されたことがわかる。今日見せていただいた境内にまだ少し崩落材が残っている。多分、程度の良いものを再利用のために残してあるのだろう。また、近くの駐車場に作業業者のトラックが数台停まっていた。来客駐車場の片隅に作業小屋ができていた。ご住職、御母堂様、やっと再建が始まりますね。おめでとうございます。また時々、見せていただきます。
名前 |
正教寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0967-67-0269 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
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まだ本堂を改修中ですが、完成すれば素晴らしい名刹になるでしょう。ご住職は気さくな方で、こだわりがなく話しやすい方です。