夏の蓮畑、涼やかに広がる。
千栗土居 (千栗堤防)の特徴
成富兵庫茂安の功績を感じることができる史跡です。
夏の蓮畑がとても美しく、絶好の観光スポットです。
筑後川中下流域の歴史を学びながら散策できます。
犬の落とし物有り!犬つれて、散歩しに来る、久○米ナンバー、注意!
夏の蓮畑がとてもきれいです!
筑後川中下流域は蛇行が著しく、度重なる洪水被害が発生していました。右岸の佐賀藩側では成富兵庫茂安を奉行とし、寛永年間(1624-1644)に12年の歳月をかけて完成した堤防です。この堤防は二段構えになっています。河岸に築かれた内土居と、その内側の遊水地を挟む外土居から構成されているのです。洪水時は、内土居から溢れた水は、遊水地に一度溜めて水の勢いを弱めることで外土居を守り、洪水の被害が拡大しないように工夫されています。また、堤防の内側法面には水流を弱める竹や笹、外側法面には、流木などが堤防外側に流出しないようにフィルターの役割を果たす杉などが植栽されています。現在はこの外堤防の一部が残っています。
名前 |
千栗土居 (千栗堤防) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://dobokuisan.qscpua2.com/heritage/saga/sag17_senkuriteibou/ |
評価 |
4.0 |
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成富兵庫茂安の功績により、佐賀藩領側は度重なる水害から難を逃れることができるようになりましたが、一方久留米藩領側では水害が増えたとの逸話があります。